中小企業診断士で『ふせん1枚から始める事業計画』を生み出した経緯を著者の日野氏にインタビューしてきました

独勉クン
中小企業診断士として独立したら、本の出版は1つの夢だよな……
でも、出版するためにはどんなことを知っておくべきなんだろう……
中小企業診断士として出版は1つの目標にすべきなんだ。
ただ、出版によるメリットを最大限享受したいなら、著者として持っておくべき心構えを事前に知っておくことが重要なんだな。
アール博士

中小企業診断士として本を出版することは、情報発信ができたり、セミナーや講演でテキストとして使用したり、対外的な信用性が高まるなど、大きなメリットがあります。

しかし、出版することだけを目的とした内容では、期待していた(これらの)効果が得られない可能性が高いのもまた事実です。

だからこそ、誰もが理解できるよう、いかに簡単な言葉で伝えるかや、自分らしさをタイトルで表現する自ら本を売る覚悟を持つなど、著者として持っておくべき心構えを理解した上で、執筆に取りかかることがとても大切となります。

そこで、出版する上で知っておくべき重要なポイントを探るべく、5年前の発売以降、毎年のように増刷を重ね、現在第6刷のヒットを飛ばす『ふせん1枚から始める事業計画』の著者であり、中小企業診断士の日野眞明氏(MORE経営コンサルティング株式会社 代表取締役)に突撃取材を敢行しました。

さらに、中小企業診断士として独立して29年もの間、活動されてきたからこそ分かる独立診断士として長く活躍するポイントについても語っていただいています。

\ 動画でも語っていただいています /

『ふせん1枚から始める事業計画』の著者で、独立中小企業診断士の日野氏プロフィール

まず始めに、これまでのご経歴などプロフィールを教えてください。

中小企業診断士として独立して29年目を迎えたMORE経営コンサルティング株式会社 代表取締役 日野眞明と申します。

公職としては、国立大学法人豊橋技術科学大学大学院非常勤講師、名古屋商科大学大学院客員教授などを務めています。

中小企業診断士試験関連では、『過去問で効率的に突破する!「中小企業診断士試験」勉強法』、『中小企業診断士2次試験「世界一やさしい答案作成術」』(いずれも同文舘出版)の監修を手掛けました。

そして、今回の本題である『ふせん1枚から始める事業計画』(三恵社)の著者であり、同著は多くの皆様に手に取っていただいたおかげで、現在は6刷と重版を続けるベストセラーへ成長できました。

『ふせん1枚から始める事業計画』を出版しようと思った2つの理由

愛知県中小企業診断協会の顧問を歴任されたり、名古屋商科大学大学院客員教授を勤められるなど、独立29年目を迎える大御所の中小企業診断士としてご活躍されています。

傍からみると、出版しなくても十分すぎるほどの名声もある状況下で、単著『ふせん1枚から始める事業計画』の出版に挑戦されたのは何故なのでしょうか?

中小企業診断士として独立した当時から単著での出版が夢の1つだったことにつきます。

また、中小企業診断士として更なるレベルアップには

  • これまでの経験やノウハウを改めて整理し、体系化させること
  • より多くの中小企業経営者に事業計画の重要性を知ってもらうこと

の2つが私自身の中で課題だと感じており、これらを解決してくれる強力なツールが単著出版だったのも大きな要因でしたね。

「より多くの中小企業経営者に事業計画の重要性を知ってもらうこと」は私に直接的なメリットはありません。

しかし、独立してからこれまでお世話になった中小企業診断士業界への恩返しの気持ちが大きく、著書を通して中小企業診断士の名が世間により広まる活動の一環になればと願っています。

キャリアが長くなったからこそ、保身に走るのではなく、新たな挑戦によって後輩が後を辿れるよう道を切り拓く責任を年々感じています。

独勉クン

大御所なのになんて後輩思いな中小企業診断士なんだ……
だからこそ、29年もの長い間活躍されているのかも……

中小企業診断士だからこそ自分の考えを改めて整理しまとめることが重要

年間100回以上セミナーをこなし、経営コンサルもされていれば、日々アウトプットしていると言って差し支えないはずです。

それなのに自分の考えを改めて整理しまとめることが、なぜそんなに重要だったのでしょうか。

当たり前ですが、中小企業診断士・経営コンサルとして提供する商品は、知識や知恵など形のないものばかり。

だからこそ、日々の仕事に奔走しながらも

  • 自分自身をアップデートし続ける

ことがとても重要です。

しかし、仕事の忙しさにかまけてアップデートの努力を怠ったり、そもそもアップデートすべき内容を取り違えてしまうと、顧客に価値を提供できず、自己満足で終わってしまいます。

このような事態に陥らないためには、中小企業診断士として自分らしさとは何か定期的に見つめ直すこと、そして自分らしさを常に磨き続けることが大切です。

出版することは、中小企業診断士として独立してからの活動を振り返りながら、これからの将来に向けた自分らしさの棚卸しをする絶好の機会となりました。

中小企業診断士として長く活躍したいなら、自分らしさを常に見つめ直し、磨き続けることが重要なんだな。
アール博士

『ふせん1枚から始める事業計画』が完成までに苦労したこと

本を1冊書き上げるまでに苦労が多く伴うのは、素人ながらに容易に想像できます。

実際に著書『ふせん1枚から始める事業計画』に取り組む中でどんな所に苦労したのでしょうか。

苦労したのは1つだけで

  • 原稿を書く時間がない

ことでした。

ビジネス書は一般的に10万文字書くことが求められますが、400文字の原稿用紙を250枚でようやく10万文字に到達します。400文字書くのに1時間かかるとしたら、毎日3時間確保し続けたとしても3ヶ月かかる。

そう考えるとゴールまでの道のりが遠すぎるため、思い悩んで筆が中々進まない日もありました。時間がとりやすかったので、夜から執筆することが多かったのですが、机に向かったまま朝を迎えたことも今では良い思い出です。

構想から完成までに5年ほどかかったのは内緒にしておいてください(笑)。

自分の考えがまとまっていないとアイデアが湧き出てこないため、文字にすることができません。一から書き直しや修正を幾度となく行っていたので、逃げ出したいと思ったこともありました。

それでも5年の時間をかけて自分自身を見つめ直したことで、中小企業診断士としてさらなるアップデートができたと自分の中で大きな納得感を持てました。

独勉クン
構想から完成までに5年もかかるなんて僕にはとてもできないよ……
納得のいくものを作るには、それなりの時間が必要と言うことなのか……

出版の題材に事業計画を選んだ理由

マーケティング、財務、組織・人事など様々なジャンルがある中で、事業計画を題材に選んだのはなぜでしょうか。

簡単に言ってしまえば、

  • ビジネスチャンスがある

と感じたからです。

経営計画のセミナーや経営コンサルなどで経営者と話をすると、事業計画を作成することが苦手な経営者の存在に気がつきました。

事業計画作成に必要な情報は世の中にごまんと出回っているのに、なぜ作れないと嘆く経営者がこれほどまでに多いのか。

リサーチしていくと、経営理念やターゲット設定など教科書で習うような事業計画を作る手順は、少し勉強している経営者なら既に知っていたのです。

事業計画の作り方を知らないから困っているのではなく、作成する過程で核となる情報整理やまとめることが苦手で困っている経営者が多いことだと分かりました。

しかし、事業計画に関するビジネス書の多くは事業計画の作り方に終始している本ばかり。

情報を求める経営者と出版されているビジネス書との間に大きなギャップがある、つまり勝機があると感じたのが事業計画を題材にする決め手となりました。

出版においても、需要と供給のギャップをいかに掴めるかが売れる本になるかどうかの大きなポイントになるんだな。
アール博士

自分らしさをどれだけ盛り込めるか

著書『ふせん1枚からはじめる事業計画』は大好評で6刷目とお聞きしました。

ビジネス書としては大成功にあたりますが、ベストセラーを生み出せた要因はどこにあるとお考えでしょうか。

ベストセラーを意図して生み出せた訳ではありません。

ただ、執筆するうえで最も意識したのは

  • 自分らしさをどれだけ盛り込めるか

です。

『ふせん1枚から始める事業計画』は、ふせんを使うだけで誰でも簡単に事業計画が立てられるのが特徴です。

これは、情報整理やまとめることが苦手で困っている経営者に向けての愛あるメッセージを、著書を通して届けたいとの思いを込めています。

彼らに意図通りに伝えるためにはどうすればよいか..を考えた末に行きついたのが、誰でも簡単に情報整理や考えをまとめやすい道具である「ふせん」を使うことでした。

ふせんにはキーワードを書くだけなので、誰でも気楽に取り組める。

しかも気楽に取り組む中にこそ、未来につながる創造的なキーワードが埋まっているものです。

最後に、点であるキーワードとキーワードをつなげて、一本の線にすれば事業計画ができる。

ごく平凡な内容に終始するだけでは、実践しようと思える行動を促すほどの熱量を読者に伝えることはまず不可能です。

だからこそ、自分らしさを著書の中で表現することで、思いを読者にしっかりと伝え、やがてそれが読者の周りの人にも伝播していく。

つまり、読者に著書を成長させてもらう意識を持つ顧客視点で取り組むことが重要です。

独勉クン
確かに、その人の体験や経験から語られていると、読者も熱量を感じるけれど、自分らしさを盛り込むって簡単なようで難しい……
読者の視点でも考えないといけないんだな……

いかに簡単な言葉で伝えられるか

自分らしさを盛り込むこと以外に、執筆する上で意識しておくべきポイントはありますか。

難しい言葉を使わず

  • とにかく簡単な言葉で伝える

ことです。

SWOT分析やマインドマップなどの経営用語やフレームワークといった、規定の型にはめて話を展開しようとするビジネス書はとても多いです。

我々、中小企業診断士だと基礎知識なので当たり前のように使いがちですが、読者が必ずしも同じレベルで理解できる訳ではありません。

だからこそ、著書『ふせん1枚から始める事業計画』では、経営を恋愛に例えてストーリーを展開するよう意識しました。

恋愛は誰もが経験しているため、自分事として置き換えやすい。

自分事に置き換えられると、読者の頭の中で内容を受け入れる体制が整うため、私が届けたいメッセージや熱量をダイレクトに伝えられます。

読者を頭に思い浮かべながら、とにかく簡単な言葉で伝える思いやりを持った執筆活動は、絶対的に意識すべきポイントであると覚えておいてほしいです。

中小企業診断士は経営の専門家だからか、経営用語を安易に使いがちなんだ。
だからこそ、日野氏が経営を恋愛に例えたように、誰もが理解できる簡単な言葉で伝えることを常に意識して欲しいんだな。
アール博士

売れ行きを左右するのはタイトル

単著を出版する上で、絶対に外してはならないポイントは何でしょうか。

売れる単著にしたいなら

  • タイトル

が重要です。

タイトルは中身を凝縮したコンセプトであり、読者との初めての接点となるので、売れ行きを左右すると言っても過言ではありません。

まさに自分らしさをタイトルで表現できるかが読者に問われていますね。

出版元を決めた要因は地方診断士活躍の礎を作るため

中小企業診断士内でとても有名な同友館など、出版社は星の数ほど存在します。

その中で、三恵社さんを選んだ決め手はなんだったのでしょうか。

担当者と何度も何度も膝を突合せながら、内容をブラッシュアップさせることが、満足いく本を作りあげるには必要不可欠なのですが、出版社の9割は東京で一極集中の状況となっています。

首都圏在住者なら出版社との繋がりが持ちやすいものの、地方在住者の場合だと、何度も打ち合わせのために東京に出向くのはハードルが高いと感じていました。

その点、三恵社さんは名古屋に本社を構えており

  • コミュニケーションが取りやすかった

のが大きかったです。

また、地方在住者の変な意地みたいな所かもしれませんが、地方であっても自分の名刺代わりになるような著書を出版できることを後輩診断士に示したいとの考えもありました。

三恵社が日野氏に出版依頼した理由

ビジネス書の執筆者は他にもごまんといますが、その中でなぜ日野氏に出版依頼をしたのでしょうか。

著者の日野氏だけでなく、出版元である㈱三恵社の片山様にお話を伺ったので、ご紹介していきます。

弊社は、中小企業診断士の方に経営支援に入っていただいており、中小企業診断士の皆様の能力の高さは知っておりました。

だからこそ、出版を通して彼らのスキルや商品力の明確化、見える化のお手伝いをすることで

  • 地方の中小企業診断士が活躍する土壌を醸成したい

と考えています。

地方在住の中小企業診断士の活躍に本気で取り組むことは地方出版社だからできることであり、なおかつ三恵社らしさに繋がる大きなビジネスチャンスになると確信しています。

その足がかりとするため、業界内で著名かつ地方(愛知県)在住の中小企業診断士を探していたところにピッタリマッチしたのが日野先生だったので、お声をかけさせていただきました。

地方出版社だからこそなせる泥臭さ(付き合いの良さ)

コミュニケーションが取りやすいと感じたのが大きな決め手だと言われていましたが、実際に三恵社さんと一緒に取り組んでみてどんな感想をお持ちですか。

自身で出版する場合、原稿をある程度仕上げた上で、出版社の担当と編集作業を始めるのが一般的です。

出版社とやりとりするスタート地点に立つまでのハードルが非常に高いため、尻込みしたこともありました。

しかし、三恵社さんはある程度のパートまで完成した段階で、担当者に気軽に相談ができました。

1人で100%を目指して頑張るのではなく、2人でまず40%を目指す位の目標から進めて行けたのが非常に有り難かったですし、過去に一人で悩んでいたことも打ち合わせしながら取り組めたので、心から良かったと思っています。

事前に構想があったからという理由もありますが、三恵社さんに相談してから1年かからずに出版までこぎつけることができました。

地方出版社として生き残ってきた要因である泥臭さ(付き合いの良さ)は三恵社さんの社風であり、大きなセールスポイントなんだな。
アール博士

出版後も三恵社の泥臭さ(付き合いの良さ)は健在

地方出版社だからなせる泥臭さ(付き合いの良さ)はお話を聞いて、ウンウンと納得しかありません。

ちなみに出版後においては、三恵社さんはどんなサポートをしてくれるのでしょうか。

本が完成するまでの柔軟性もピカイチですが、それと同等......いやそれ以上に出版後の対応は目を見張るものがあります。

毎年末に108名限定で主催している『脳を”揺さぶる”ビジネスフォーラム』のスタッフとしてお手伝いただくなど、即売会を実施する際も快くご協力いただけるので、三恵社さんは本当に信頼できるパートナーです。

即売会を実施する場合、東京の出版社だと、本だけ郵送されてきて後は著者で全て対応するのが一般的なのですが、出版後においても手間を惜しまない泥臭さ(付き合いの良さ)は、地方出版社(中小企業)の三恵社さんだから成せるおもてなしだと、著者の立場としてとても実感しました。

当然ですが、フォーラムや記念パーティーなどの即売会で著書を売ることが、あくまで大前提です。

近い存在になりがちだからこそ、単なるスタッフではなく、あくまで良きパートナーとしてお付き合いしていく点は絶対に忘れてはいけないと肝に命じています。

独勉クン
本を売ることで出版社の利益を保証する、Win-Winの関係性を作っているんだね。
それにしても、出版後も泥臭くサポートしてくれるのはありがたいな。

中小企業診断士として売れる単著を出版したいなら

日野先生をロールモデルに、中小企業診断士として活躍する1つのツールとして単著を出版したいと願う中小企業診断士は今後益々増えていくと思います。

ベストセラーの著者として、売れる単著を出版するためのアドバイスをお願いします。

やるべきことは明確で

  • 自分で売る覚悟

を持てるかどうです。

出版さえすれば、出版社が売ってくれるとの甘い気持ちなら、出版するのは間違いなくおすすめしません。

三恵社さんが手厚いサポートはしてくれるのは、あくまで著者が能動的な行動を起こすからです。

私の場合だと、出版記念パーティー書店巡りフォーラムやセミナー時の即売会などコツコツと日々できることをこなしていきました。

書店巡りを例にすると

著者が直接、書店巡りもするのは意外です。

自発的に行動を起こすことは売る覚悟と同義と理解すべきと捉えることもできますね。

正にその通りだと思います。

書店巡りを例に挙げると、書店に本を置いてもらう交渉だけでなく、面陳してもらう依頼などをお願いに回りました。

当然、全て上手いくわけではなく、空振りに終わることもあります。

それでも、足を使って行動していれば、いつからは必ず結果に結びついていくはずです。

さらに、これらの努力は自著を売るためだけに留まらず、プロモーションやマーケティングにおける現場ノウハウを蓄積する絶好の機会にもなるので、経営コンサルタントとして貴重な経験を得る場にもなりました。

売れる単著の出版に必要なスキルを学べる出版サポート

自分らしさを簡単な言葉で伝えること、売れる覚悟を持つことなど、売れる本を作るためにはやるべきことが一見簡単なようで、一朝一夕には行かないように思います。

さらに、日野先生のようにビジネスチャンスを見つける力や書く力、さらに出版社とのコネがある中小企業診断士ばかりでもありません。

これから出版を目指す中小企業診断士が、売れる単著のノウハウをマルッと学ぶにはどうすれば良いのでしょうか。

私は、『ふせん1枚から始める事業計画』の執筆、出版から得た経験やノウハウを、これから活躍を目指す中小企業診断士の後輩に伝えていきたいと考えています。

特に、私のように地方在住の中小企業診断士がもっと活躍する場を積極的に作っていきたい。

しかし、出版社とのコネがない中小企業診断士では、単著の出版にこぎつけるまでのハードルが非常に高いのが現実です。

この状況を打破する取り組みとして、三恵社さんと連携し、私が代表を務めるMORE経営コンサルティングが販売元となる出版レーベルを立ち上げることに踏み切りました。

具体的には、出版を希望する中小企業診断士の

  • 企画提案
  • 目次立て
  • 原稿作成
  • 製本・出版(協力連携:三恵社)

といった出版までのサポートを弊社で行っていきます。

中小企業診断士として独立し29年間第一線で活躍してきたコンサルティングノウハウ、そして売れる単著出版の経験をもとにみっちりお伝えしていく予定です。

また、版元を三恵社さんにお願いするため、執筆内容のブラッシュアップから出版後のサポートまで、三恵社さんの特徴である泥臭さ(付き合いの良さ)を存分に活かしたバックアップ体制も整っています。

売れる単著を本気で出版したいとの覚悟をお持ちの中小企業診断士のご応募をお待ちしています。

出版レーベルのWEBサイトは現在立ち上げ準備中です。
詳細を知りになりたい方は、MORE経営コンサルティングHPのお問合せページよりご相談ください。

売れる単著出版に向けたサポートを受けたいなら

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独立を目指す新人中小企業診断士に必要なこと

話は変わりますが、中小企業診断士として独立29年目となる日野先生だと、酸いも甘いも噛み分けてきたことと思います。

そんなベテラン診断士が、これから独立や活躍を目指す新人に言葉をかけるとしたら何を伝えますか。

中小企業診断士として、そして一人の経営者として

  • 商売人であれ

の言葉以外にありません。

最初から得意分野を持っているに越したことはありませんが、後からでも十分身につけられるので極度に心配する必要はありません。

それよりも、中小企業にべったり寄り添える覚悟があるかといった心構えの方が重要です。

企業のために何ができるか一生懸命考え、行動を起こせば、自然と信頼が生まれて、おのずと仕事は増えていきます。

独立間もない中小企業診断士をサポート

独立間もない診断士向けのサポートとして定期的に令和眞塾を開講

経営者の相談相手だからこそ、中小企業診断士であれど商売人の魂を持つことが重要だということですね。

ただ、中小企業診断士で活躍するためのスキルや人脈を身につけたくても、実務補習など以外では学ぶ機会がなく、困っている人も多いとよく耳にします。

私が独立した当初とは比べものにならないほど、昨今では中小企業支援策などがとても充実しているため、一見すると、中小企業診断士が活躍するフィールドは広くなっています。

活躍するフィールドが広くなっている分、稼げる診断士と稼げない診断士の2極化傾向が年々拡大していると感じています。

何百人、何千人と中小企業診断士を見てきて、稼げる診断士を分析すると、彼らはもれなく

  • 自分の商品がある
  • プロモーションチャネルを持つ
  • 人脈を作る

の3つを兼ね備えています。

そのためには、自分戦略(ブランディング)をしっかりと練っていくことが求められます。

しかし、自分戦略(ブランディング)の立案から実践までを学べる場が今の中小企業診断士業界にはないことが、二極化を生んでいる大きな問題ではないかと考えています。

そこで老婆心ながら、中小企業診断士として29年培ってきた経験やノウハウを包み隠さずお伝えする、令和眞塾を開講し、中小企業診断士のサポートを行っています。

さらに、先ほどの三恵社さんと協力連携するレーベルとも有機的に組み合わせながら、年収1,000万円以上を稼ぐ売れっ子診断士を数多く生み出していきます。

独立を考えている、独立間もない中小企業診断士で、年収1,000万円以上を稼ぐノウハウを身につけたいのであれば、ぜひ令和眞塾の門を叩いていただければと思います。

年収1,000万円稼ぐために必須のノウハウを手に入れる

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まとめ

中小企業診断士として本を出版することは、情報発信ができたり、セミナーや講演でテキストとして使用したり、対外的な信用性が高まるなど、大きなメリットがあります。

これらを最大限享受するためには、日野氏が身を持って体験された

  • 自分らしさを見つける
  • 既存のビジネス書と読者におけるギャップの把握
  • とにかく簡単な言葉で表現する

など、読了後に実践・行動を促す熱量を読者に伝えられるかが肝となります。

活躍する中小企業診断士になるために、ベストセラーを生み出した日野氏が語るリアルな今回の体験談を、ぜひご参考にしてください。

また、単著を出版したい中小企業診断士として年収1,000万円以上を本気で目指したい方へのサポートは、いつでも門戸を開けて待っていると日野氏はおっしゃっていました。

本気で売れっ子診断士になりたいと強く願う中小企業診断士であれば、参加しないことは大きな機会損失となる可能性が高いので、出版レーベルや令和眞塾に積極的に参加して、未来への明るい希望を掴み取りましょう

独勉クン
僕も中小企業診断士に合格したら、日野先生の出版レーベルや令和眞塾に絶対参加しよう...…
  • B!