フォーサイトご担当者様にバーチャル講師誕生秘話についてお話を聞きました

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様々な資格の通信講座を提供するフォーサイトは、2020年8月より業界初となる新サービスとして、バーチャル講師を起用した講義映像の提供を開始しました。

これにより、初めは全体を理解するために聞き取りやすく映像が楽しいバーチャル講師、復習時には深く理解するために従来の専任講師といった選択もできるようになります。

その結果、自分の状況にあわせた使い分けが可能となるなど、効率的な勉強をする大きく手助けしてくれるツールとしてバーチャル講師は大活躍してくれます。

先進的な事例（バーチャル講師）として着目を浴びているフォーサイトご担当者様に、バーチャル講師誕生までにおける秘話、受講生の評判や反響などについてお話を伺ってきました。

そもそもバーチャル講師とは？

資格試験対策の講師を初音ミクさんのような３Dアバターが受講生に講義をすることをさしています。

近年では、バーチャル講師のようなIT技術を教育分野に活かしたサービス提供を

と呼ばれていたりもします。

なかでもバーチャル講師は、通常の講義と同様の学習効果があるだけでなく、勉強への心理的なハードルを下げる効果が期待されています。

現在は、真鍋サキ、本郷タケル、神原ミル、白鳥メイ、真田アカネ、東雲ソラの５名が講師としてデビューしています。

プロフィールの詳細は以下の通りです。

真鍋サキプロフィール

本郷タケルプロフィール

神原ミルプロフィール

白鳥メイプロフィール

真田アカネプロフィール

東雲ソラプロフィール

バーチャル講師導入によって講師の選択肢が広がる

学習において、「講師との相性」は成績や継続性に大きな影響があります。

リアルな講師が一人だと、その講師と相性がよくない方は成績が上がってこなかったり、挫折してしまいがちなんです。

バーチャル講師を選択肢に加えることで、自分に合った講師から学ぶことができ、学習を前向きに進められるようになります。

また、資格取得のハードルを下げたいという想いがあります。

法律系の国家資格はどうしても勉強が難しい、大変なイメージがあります。

バーチャル講師を導入することで、興味はあったけれど踏み出せなかった人にチャレンジしてもらうきっかけにできればと考えています。

バーチャル講師のキャラクター設定における秘話

学習の辛さを解消する学校の実現を目指す

フォーサイトは

イメージを高めていきたいと考えています。

これまで記録している高い合格実績などで「効果が高い教材を提供している学校」というイメージはお持ちいただいています。

そこからさらに一歩踏み込んで、「学習の辛さを解消するようなサービスを提供する学校」を目指しています。

楽しく、そして成果がでる講義を目指して

を重視しています。

どんなに見た目がよくても、成果、資格取得で言うと合格に繋がらなければ意味がありません。

講義の内容はこれまで教材制作を担っていた講師やスタッフがしっかり監修していますし、バーチャル講師を演じる声優さんにも演技を超えた『講義』となるよう指導をさせてもらっています。

世界観としては、それぞれの講師＝キャラクターの性格や関係性といった「ストーリー」を感じられるものにしていきたいと考えています。

YouTubeでも動画を多く配信していますが、バーチャル講師自身の趣味や想いを出していくことで「本物の講師」と同じように親近感を持っていただけるよう気を配っています。

また今後はバーチャル講師同士の掛け合いも増やしていく予定で、「フォーサイト・バーチャル講師陣」として厚みを感じられる世界観にしていきたいと思います。

バーチャル講師の各キャラクターにおける性格などの裏話

キャラクターの性格は基本的には声優さんご本人の性格に寄せています。

その方が

からです。

声優さんを交えてキャラクター設定会議を実施するのですが、こちらの想像以上に個性豊かなメンバーばかりで、結果的に、変に作りこむ必要がないくらい魅力的なキャラクターになっていると思っています。

バーチャル講師の氏名は社内で決めました。

初めにデビューした「サキ、ミル、メイ」については、鋭い方はお気づきになるのですが実は「フォーサイト＝先見の明」を意味しているんです。

アカネ、ソラについてはイメージカラーや性格から連想して考えました。

分かりやすい講義がバーチャル講師の最大の特徴

まずは当然ですが、講義の内容です。

リアルな講師の講義をベースに何度も何度もリライトを重ねました。

講師の性別の違いやキャラクター性の違いから、リアルな講師の講義をそっくりそのままトレースしても不自然なんですね。

また、同時に「こうしたらもっとよい解説になるのではないか」という視点から、講義を改良する作業も行いました。

これらの作業は

が担当しています。

代表自らブラッシュアップした講義です。

また、バーチャル講師のモデリングにもこだわりました。

質の低いビジュアルだとせっかくのバーチャル講師も効果が薄れてしまうため、Vtuberの制作実績が豊富な制作会社さんに依頼し、弊社の要望を叶えていただきました。

バーチャル講師誕生までに苦労した点

やはり講義内容の制作には、特に代表の山田が苦労していました。

講師の経験が豊富とは言え、バーチャル講師に本格的な講義を行ってもらうことなど誰も経験したことがありません。

参考事例も乏しい中での手探りの教材制作が進み、やっと形になりました。

新しい領域へのチャレンジという点では、撮影・収録を担うスタッフも試行錯誤の連続だったようです。

弊社は若いスタッフが多いので、ゲーム機のようなバーチャル講師用の機器をしっかり使いこなすまでになりました。

とは言え、まだまだ収録現場は大変で、バーチャル講師が予期せぬ動きをするなど、苦労が続いてはいます。

自分に合った使い分けが可能！バーチャル講師で受講するメリットとは？

聞き取りやすさがまず挙げられます。

プロの声優さんに講義をしていただいているので、内容がスッと入ってくると思います。

また、気構えなくても受講できるので、あまり勉強に乗り気でない時や、初めて学習をする方の入門編としても効果があります。

実際の受講生の中には、通常の講師とバーチャル講師を上手く使い分けている方もいらっしゃいます。

1週目はバーチャル講師で気軽に視聴し、2週目に通常の講師でガッツリ勉強する。

またはその逆で、ある程度学習が進んでから繰り返し流す際にバーチャル講師を活用している方もいますね。

このように「自分にあった使い分け」ができることもバーチャル講師のメリットと考えます。

バーチャル講師における受講生からの声や評判は？

正直に申しまして、想定よりも好評なお声が多いです。

もっと、拒否反応のようなものが出ることも覚悟していたのですが、実際にバーチャル講師の講義をご覧になると、そのメリットを実感してもらえているということだと思います。

もっと他の講座でも対応して欲しいといったお声や、男性バーチャル講師も作って欲しいというお声をいただきます。

そんなお声をいただいたこともあり、男性版バーチャル講師として本郷タケル（宅建講座担当）もデビューしました。

eラーニングシステムにおけるキーコンテンツの1つがバーチャル講師

資格の通信教育業界においていち早くeラーニングを提供するなど、弊社は学習のIT化を積極的に図ってきました。

eラーニングシステム、つまりはプラットフォーム自体もバージョンアップも重ねてきました。

そしてバーチャル講師はeラーニングシステムという「箱」に収まる、コンテンツです。

プラットフォームとコンテンツの両面からEdTechを形にしていくことで、圧倒的に先進的な教材を提供していくことを目指しています。

大学受験対策にも提供！バーチャル講師を活用した今後の展望

デビュー当初は3キャラクター、対応資格は宅建、行政書士、FPでしたが、11月現在は5キャラクター、対応講座も前述に加え、簿記、社労士、マンション管理士・管理業務主任者、通関士、旅行業務取扱管理者まで幅が広がりました。

年内には男性バーチャル講師もデビューします。

さらに、弊社は資格だけでなく大学受験対策のeラーニングも提供しているのですが、そちらでもバーチャル講師を起用した学習サービスの提供を予定しています。

若年層がターゲットとなる市場で、これまで以上に注目を浴びる存在になっていければと思っています。

まとめ

2020年8月より業界初となる新サービスとして、バーチャル講師を起用した講義映像の提供を開始したフォーサイト。

これにより、初めは理解を深くするために従来の専任講師、復習時には聞き取りやすく映像が楽しいバーチャル講師を選択できるようになります。

その結果、自分の状況にあわせた使い分けが可能となるなど、効率的な勉強をする大きく手助けしてくれるツールとしてバーチャル講師は大活躍してくれます。

ぜひ、あなたもフォーサイトのバーチャル講師を有効に活用し、楽しみながらそして効果がある学習を継続することで、資格取得を効率的に目指しましょう。