化粧品検定は、一般社団法人日本化粧品検定協会が実施している民間の検定(文部科学省後援)です。
美容系の資格は女性から注目度の高く、美容師、メイクアップ、ネイリスト、アロマテラピーなどジャンルは多岐に渡ります。
なかでも、化粧品の成分や使い方、生活習慣などが広い範囲で学習できる日本化粧品検定はダントツで人気を誇る資格です。
化粧品検定とは
日本化粧品検定は、化粧品への正しい知識や、目的にあった使用法が出来ることを目指す検定試験です。
基礎から専門家として必要な高度な知識まで学べるため、一般の方から美容業界で働くプロフェッショナルまで幅広い層に支持されています。
特に近年は「美容」への関心の高まりから受験者は年々増加しており、2020年にはのべ受験者77万人を突破するほど人気です。
ポイント
- 1級合格の先には肌悩みに対して最適な化粧品の選定ができる美容のプロフェッショナル「コスメコンシェルジュ」認定資格もあり
- コスメコンシェルジュになると、認定バッジがもらえたり、イベントやセミナーに参加が可能
化粧品検定取得はスキルアップ目的が多い
これは、受験生の大半が化粧品・美容関係者だからなんだな。
日本化粧品検定の受験者は、一般の方からプロまで多岐に渡りますが、受験者の7割は化粧品・美容関係者です。
すでに化粧品メーカーや美容部員、小売業で活躍している方が多いため、現職でのスキルアップ目的で受験される方が圧倒的に多いのが化粧品検定の特徴となっています。
ポイント
- 美容専門家として活動できるため、近年は美容ライターや、SNSで活動するインフルエンサーなどのフリーランスにも需要がある
化粧品検定の試験概要
3級は受験料無料で受けられるから、まずは基礎知識習得のため、3級から挑戦するのがおすすめなんだな。
化粧品検定は
- 1〜3級
に分かれています。
3級はコスメの常識を知りキレイになるための基礎知識、2級は美容を語れる人になるための紫外線・食事・運動・睡眠など美肌に影響を与える要因についての基礎知識、そして1級はコスメを読めるプロになる高度な知識を習得します。
3級の試験内容
化粧品に関する基礎知識が問われます。間違いがちな化粧品や美容への知識を正し、すぐにでも実践できる内容です。
受験料 |
受験資格 |
受験形式 |
無料 |
誰でも受験可 |
WEB試験(四択式) |
問題数 |
試験時間 |
正答率 |
20問 |
20分 |
正答率80%以上 |
2級の試験内容
3級の試験範囲に加え、皮膚の構造や肌の悩みにそった化粧品の選び方や使い方、メイクの基礎が問われます。
他にも紫外線のことや食事、運動、睡眠など一般的な美容について一歩踏み込んだ内容となっているので自身の美しさを追及するのに適しています。
受験料 |
受験資格 |
受験形式 |
6,600円 |
誰でも受験可 |
筆記試験(マークシート方式) |
問題数 |
試験時間 |
正答率 |
60問 |
50分 |
正答率70%前後 |
1級の試験内容
2級・3級の内容に加え、化粧品の中身(成分など)まで理解し、活用法を提案できる、化粧品の専門家としての知識が問われます。
受験料 |
受験資格 |
受験形式 |
13,200円 |
誰でも受験可 |
筆記試験(マークシート方式) |
問題数 |
試験時間 |
正答率 |
60問 |
60分 |
正答率70%前後 |