宅建の難易度・偏差値は?勉強時間や合格率、他資格との比較から判明した難易度の正体
不動産系資格として人気のある宅建士試験の難易度は
- 難しい
ため、ちょっとの勉強時間で簡単に合格できるような試験ではありません。
しかし、大学偏差値で直して45程度の凡人でも普通に合格可能であるため、難易度が高いからといって想像以上に怖がる必要も絶望する必要もありません。
自信をもって勉強に取り組めむために、宅建士試験の本当の難易度の理解によって、適切な勉強ができれば誰でも合格できる事実を知ることです。
合格率15%のカラクリを暴く宅建士(宅地建物取引士)の難易度
年度 |
合格率 |
R5年度 |
17.2% |
R4年度 |
17.0% |
R3年度(10月実施) |
17.9% |
R2年度(12月実施) |
13.1% |
R 2年度(10月実施) |
17.6% |
R元年度 |
17.0% |
H30年度 |
15.6% |
H29年度 |
15.6% |
H28年度 |
15.4% |
H27年度 |
15.4% |
H26年度 |
17.5% |
H25年度 |
15.3% |
H24年度 |
16.7% |
ポイント
- 過去8年の宅建士平均合格率が16.1%
- 最低合格率だったR2年度(12月実施)が13.1%であり、平均合格率との差が3%しかない
- 宅建士は毎年16%前後の安定した合格率で推移している試験
宅建士(宅地建物取引士)が合格率が低く難易度が高いと言われる2つの理由
ポイント
- 1年に1度の1発勝負
- 受験資格がなく誰でも受けられるので意外と記念受験生が多い
合格率が低い理由1:宅建士(宅地建物取引士)は1年に1度の1発勝負
ポイント
- 宅建士試験は販売士や簿記といった検定試験のように年に何回も受験できる試験ではなく1年に1回の1発勝負
- 宅建士試験の合格を目指して、1年間という時間の大半を勉強にあてる人生をかけて受験する人も多い
合格率が低い理由2:受験資格がなく誰でも受けられるので宅建士(宅地建物取引士)は意外と記念受験生も多い
ポイント
- 宅建士試験は受験資格がなく誰でも受けられるため、記念受験生が以外と多い
- つまり、ほぼノー勉の受験生が多い試験でもあることが、合格率を押し下げている要因となっている
他国家資格と比較した宅建士(宅地建物取引士)の難易度ランキング
宅建士試験は難しい資格ではあるものの、公認会計士のように超一流のエリートでないと合格できない絶望的な試験ではありません。
むしろ頑張れば誰にでも合格可能性がある
- 公平な試験
です。
難易度ランキング |
資格名 |
勉強時間(目安) |
司法試験 |
8,000時間 |
|
司法書士 |
3,000時間 |
|
弁理士 |
3,000時間 |
|
1,000時間 |
||
800〜1,000時間 |
||
行政書士 |
600時間 |
|
宅建士 |
250〜300時間 |
宅建士(宅地建物取引士)の難易度を大学偏差値で例えると三流大卒でも十分合格可能
三流大学卒の自分でも合格できるんだろうか..
あと受験制限がないため、高卒で取得されている人も多いから、偏差値はあまり気にする必要はないんだな。
少なくともFランク大学より確実に上です。Fランク大学なら高卒資格さえあればどんな人でも合格できますが、宅建は受験者の上位14%以内の成績を取らないと合格できない年があります。ニッコマレベルの大学に一般入試で合格できる人なら、余裕とまで行かなくとも数回受験したら合格できるはずです。 yahoo知恵袋
ポイント
- 宅建士の難易度を大学に例えると三流大卒レベルの偏差値40〜45程度
- 大学卒じゃないと受からない訳ではなく、高卒でも合格は十分可能
- 全く勉強しないのはさすがに難しいが、計画的に勉強すれば誰でも合格できる
科目別の勉強時間から分析する宅建士(宅地建物取引士)の難易度
ただ、全体の勉強時間だけではわかりづらいから、科目別に難易度を紹介するんだな。
難易度 |
科目名 |
勉強時間 |
宅建業法 |
105〜120時間 |
|
民法など |
85〜100時間 |
|
法令上の制限 |
30〜40時間 |
|
税・その他 |
20〜30時間 |
ポイント
- 宅建業法と民法を制するものが宅建士試験を制すと言われるほど最重要科目
- 宅建士の難易度を理解したら、試験概要を知ることが次のステップとして最適
独学と通信講座では宅建士(宅地建物取引士)の勉強時間(難易度)は約1.3倍も変わる
独学で合格を目指すとすると、どのくらい勉強時間が必要となるんだろう…
真っさらな状態とした場合だと、独学は通信講座の約1.3倍の300〜400時間もかかるんだな。
勉強形態 |
勉強時間 |
通信講座 |
250〜300時間 |
独学 |
300〜400時間 |
難易度は高いが宅建士(宅地建物取引士)は独学での合格も無理じゃない
通信講座と比較すると50〜100時間も開きがあるのかぁ.. 実際、宅建士試験に独学合格は無理なのかな…
ただ、独学で合格するには大きな壁があるのを承知で勉強を始めた方が良いんだな。
独学で合格するポイント
- 勉強スケジュールや進捗状況をあな自己理する必要がある
- 分からない論点や問題はネットなどで調べながら自己解決する必要がある
- これらが通信講座よりも勉強時間が長い理由
- 自己管理や自己解決が苦手な場合は、勉強時間がさらに伸びる可能性あり
まとめ
でも、正しい勉強方針と努力さえできれば宅建士は合格できる試験でもあるから、自信を持って勉強に臨んで欲しいんだな。
宅建士試験の難易度は
- 難しい
ことは間違いありません。
しかし、大学偏差値で直しても40〜45程度であるため、ちゃんと勉強すれば誰でも合格可能な試験です。
過度に恐れず、自信を持って宅建士の試験勉強に取り組むことが重要です。
これから宅建士の勉強を頑張るぞぉぉ。