独立はリスクが高いから副業で収入アップができると嬉しいなぁ…
中小企業診断士は経営全般に関する知識やスキルを学べるため、仕事はもちろんのこと、副業にも活かせます。
しかも、副業であれば今の仕事と並行できるため、失敗のリスクを最小限に抑えつつ収入アップが可能です。
特に中小企業診断士で学んだ知識やスキルを最大限活せる
- 予備校講師
- 補助金申請
- 先輩診断士からの依頼
の3つの副業であれば、月1〜3万円(年間10~40万円)の収入アップも夢ではありません。
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中小企業診断士の年収と独立の現実【年収1,000万円以上も夢じゃない】
独勉クン 中小企業診断士をとったら年収は上がるのかな... 独立や転職、副業などに活かして年収が上がると、めちゃくちゃ嬉しいんだけどなぁ... 中小企業診断士の資格があるから年収が上がることは、残念な ...
中小企業診断士の予備校講師による副業
二次試験の添削講師(赤ペン先生)などは副業でもとりくみやすい仕事なんだな。
中小企業診断士の予備校では講師を募集していることが多々あります。
なかでも多いのは二次試験答練の添削講師でいわゆる赤ペン先生です。
大手予備校では二次試験演習用としてオリジナル問題を数十題と用意されており、受講者数がすごいことが添削講師の募集が多い理由となっています。
ただし、養成課程に進んで中小企業診断士を取得した場合は予備校講師での副業は困難なケースが多いのでご注意ください。
予備校講師での副業を視野に入れるなら、二次試験の合格を目指すことが重要です。
大手予備校LECの場合
- 講義、テキスト等の作成・作問、添削、資格説明会など仕事の種類は幅広い(参照LEC講師募集ページ)
- なかでも添削講師は募集をしていることが多く、副業としてもとりやすい
- 大手予備校だけでなく中小規模の通信講座などの場合もテキストや作問、添削などの声がかかることはある
補助金申請を中小企業診断士として支援する副業
でも、どうせやるなら中小企業診断士の実戦経験が積めるものの方がよい気もするなぁ...
国の中小企業支援策が充実してるから、ものづくり補助金や経営革新計画など様々な内容が存在するんだな。
日本の経済を下支えする中小企業への支援を国が積極的に行っている施策の1つが補助金です。
補助金は融資と違い返済義務のないお金ですが、補助金をもらうためには競争審査があり審査内容は経営計画書です。
中小企業の経営者が経営計画書を作成することは一般的ではないため、自力では困難(もしくは作成するリソースがない)で、経営コンサルタントである中小企業診断士に依頼がくるケースが多いです。
相場は補助金額の10%なので、ものづくり補助金を例に挙げると
- 1,000万円×10%=100万円
ほどが補助金申請による対価となります。
ポイント
- 事業者とのつながりを持っているならチャンスは大いにあり
- 補助金の説明をしながら、経営計画作成支援を請け負えれば中小企業診断士の副業として行うことも可能
- 1件あたりの単価は高い仕事
先輩中小企業診断士からの依頼による副業
だから、まずは勉強会などに顔を出して先輩診断士との人脈を築きながら、仕事を紹介してもらうのがオーソドックスな方法になるんだ。
すでに経営者や個人事業主と多くのつながりをもっているなら、先ほどご紹介した補助金申請支援による副業は、収入アップにも経験をつむにもプラスとなるので、すぐにでも行動を起こすべきです。
しかし、普通のサラリーマンだと経営者や個人事業主とのつながりが薄いことが多いため、直接仕事を受注するのは難しいのが実情です。
そこで重要となるのが
- 先輩の独立診断士からの依頼による副業
です。
売れている先輩独立診断士のもとには多くの仕事が集まってきますが、1人で全ての仕事をこなすのは不可能です。
そのため、中小企業診断士業界内で周りに仕事を振るが一般的であることから、先輩診断士との関係性を強めておくことが仕事依頼につながります。
ポイント
- 各都道府県に存在する中小企業診断協会の勉強会に参加したり、勉強会やイベントの事務局(雑務)などを引き受ける
- 飲み会に積極的に参加する(飲み会の席で仕事依頼をもらえることも多い)
- これら新米診断士ができる活動を積極的に行って、先輩診断士との関係性構築が重要
[追い風が吹きつつある]企業内診断士が活躍するフィールドは今後拡大していく
勉強会に参加すれば、いろんな知識や情報も収集できそうだし。
ただ、今後は企業内診断士が活躍するためのフィールドは整備されていく可能性が高いんだな。
独立した中小企業診断士向けのプログラムは充実しているのと比較して、予備校講師、補助金、先輩診断士からの依頼の3つのいずれかほぼ全てであることから、企業内診断士向けのプログラムは、独立診断士と比べるとあまり期待できません。
副業での仕事であるため、責任の重い仕事を任せるのが難しいという事情も存在していたのも事実です。
しかし、東日本大震災からの復興支援として仙台の経済活性化を目的に企業内診断士で組織された復興プロジェクトが大成功(参照気仙沼復興支援ぷプロジェクト)したこと等で、企業内診断士のポテンシャルの高さが注目されるようになった結果、公文書(小規模企業振興基本計画)で企業内診断士との文言が初めて明記されました。
支援対象の見直しや、従来型 の地域での活動をベースとした支援体制に加え、支援側においても、働き方の多様化を通じ、企業内中小企業診断士等が増加し ている状況を踏まえ、IT ツールを活用した支援体制の構築等支援体制の多様化も進めていくとともに、クラウドファンディン グの活用や個人の信用力の見える化等、従来の枠組みに縛られ ない金融支援等、新たな支援も必要となり、こうした様々な支援 の普及が重要となる。
だから、今より中小企業診断士として副業するハードルは低くなっていくはずなんだな。
まとめ
中小企業診断士で学んだ知識やスキルを最大限活せる
- 予備校講師
- 補助金申請
- 先輩診断士からの依頼
の3つの副業であれば、月1〜3万円(年間10~40万円)の収入アップも夢ではありません。
どれも
しかし、それぞれ副業として仕事をもらうためのポイントは異なるため、あなたがどの
まずは試験の難易度から把握していくぞぉぉ...
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