社労士(社会保険労務士)試験(択一式)過去問の正しい解き方【合格マル秘テク】

独勉クン
択一式の過去問を繰り返し解いて、正答は覚えた...
過去問を解く意味がもうなくなった気がする...
択一式の過去問は、選択肢毎の正誤を覚えてからが本当の勝負なんだ。
過去問こそが最高のテキストで、過去問を制する者は本試験を制すんだな。
アール博士

社労士(社会保険労務士)の試験は中心となる科目だけで8科目もあり、その他に、労働、社会保険の一般常識(労一、社一)として多数の法律科目が存在します。

試験で出題される範囲は広く、覚えることも膨大なため、合格点を取るためには、過去問の正しい使い方・解き方を身に付けて、効率的に勉強を進めなければなりません。

なぜなら、社労士(社会保険労務士)試験(国家資格の試験)は受験生を落とすための試験なので、知識の多さと合格の実力とは別物で、知識の多さを確認するだけに(実力を試すためだけに)過去問を使うと、大失敗に終わるからです。

失敗しないためには、究極にシンプルでありなおかつ王道な勉強法である過去問の繰り返しにより、効率的により確実に得点できる実力養成が合格に向けた最も重要な勉強法となります。

過去問中心の勉強法によって、社労士(社会保険労務士)試験合格への階段を駆け上がりましょう。

この記事の監修社会保険労務士

坂本真一社労士事務所 代表 坂本真一 氏

特定社会保険労務士 第13080034号、東京都社会保険労務士会 渋谷支部
今の状況で、何ができるのか、何をすれば一番良いのかを一緒に考えたいと思っています。40年の職業人としての経験をベースにしたアドバイス、それぞれの事情に合わせた現実的な解決を心がけています。

社労士(社会保険労務士)試験は過去問を正しい解き方を間違えなければ合格できる試験

知らない論点がが出題されると不安になるので、名称が違う様々な問題集などに手を出しがちだ...
社労士(社会保険労務士)の試験運営している全国社会保険労務士連合会が唯一発表している試験問題を集めて解答・解説を加えたものに全てが集約されているのが過去問集なんだな。
アール博士

社労士(社会保険労務士)の試験の80%ほどは過去に出題された問題と同じような内容なので、過去問を徹底して繰り返せば、得点を安定して取ることが可能なため、合格点を突破できます。

しかし、国家試験は落とすための試験で受験生をふるいにかけるため、重箱の隅をつつくような難しい問題や、誰も聞いたことがないようなマニアックな問題が数問は毎年出題されます。

このような難問奇問まで正解しようと考えると、勉強範囲を膨大に広げてしまい、深入りしすぎて基礎力の反復演習がおろそかとなります。

基礎力がおろそかになると、限られた時間内で瞬時に趣旨を読み取ることができなくなり、確実に正答すべき問題を間違えて不合格となってしまいます。

試験内容が理解できていても、基礎力がおろそかになって、得点に結びつかずに不合格になってしまう人が後を絶ちません。

ポイント

  • 基礎力を確実に身につけることによって、誰もが確実に正答できる問題を確実に正答することが合格への近道

社労士(社会保険労務士)の過去問は実力を試すための道具ではない

独勉クン
過去問は実力を試すために使いたいから、基本テキストをもう少し完璧にしてから挑戦しようかなぁ...
実力試しだけに使うのではなく、基本テキストと並行して問題を確認するためのテキストとして過去問を使うといいんだな。
アール博士

過去問は出題者が受験生に与えてくれている社労士(社会保険労務士)の試験に合格するための唯一のヒント(趣旨)が詰まったテキストです。

唯一のヒントである出題者の趣旨を限られた時間内で発見、理解する訓練を行うには過去問を繰り返し復習して深く知る必要があるのに、実力を試すためだけに使うと、出題者の趣旨に気づくことができません

だからこそ、過去問は実力を試すためだけに使うのではなく、基本テキストと同程度の位置づけで日常的に使用することによって、出題者が教えてくれているヒント(趣旨)を探り当てることができます

つまり、過去問を並行して使用することで、論点別(条文順)にインプットとアウトプットを連動させながら得点に結びつく勉強が可能となります。

ポイント

  • 過去問は実力試しだけに使うものではなく、過去問こそが得点に結びつく最高の教科書

社労士(社会保険労務士)の過去問の使い方・解き方で知っておくべき3つのマル秘テク

社労士(社会保険労務士)の過去問こそ基本テキスト同等のテキストとして、反復演習して活用すべきです。

これによって、出題者がだしてくれている唯一のヒント(趣旨)に気がつけます。

ヒント(趣旨)に気づくには、闇雲に過去問をテキストとして利用するのではなく、3つのマル秘テクを駆使した過去問の解き方を学ぶことで、合格する得点を安定的に確保する実力を身に付けることができます。

3つのマル秘テク

  • 論点別(条文順)の過去問題集(一問一答形式)選んで反復演習する
  • 問題ごとではなく選択肢別に正答を導く
  • 頻繁にでている分野や基本的な事項は確実に得点する

社労士(社会保険労務士)試験では論点別(条文順)で一問一答形式の過去問を選択すべき

独勉クン
年度別よりも論点別(条文順)の過去問で勉強するメリットってなん何だろう...
論点別(条文順)だと同じような問題を立て続けに解くため、問われ方の違いや出題者のヒント(趣旨)に気がつきやすいんだな。
アール博士

過去問は

  • 年度別
  • 論点別(条文順)

のどちらかの形式で構成されていますが、必ず論点別(条文順)の過去問で勉強するようにしましょう。

論点別(条文順)に構成されている過去問での反復演習によって、同じ論点を集中的に勉強できるため、出題者がどのような内容を聞いてきているのか短時間で容易に理解が可能となります。

つまり、本試験のような限られた時間内で、瞬時に出題の趣旨を読み取る訓練ができるのです。

毎年同じ問題は出題されませんが、数年おきに同じような内容で出題されることは珍しくありません。

だからこそ、論点ごと(条文ごと)に過年度分の過去問を解くことによって、出題者のヒント(趣旨)を察知する感度が高まります。

ポイント

  • 論点別(条文別)に過去問集を反復演習する勉強は、出題者のヒント(趣旨)を短時間で見抜けるようにするための重要テクニック

社労士(社会保険労務士)試験では問題ごとではなく選択肢ごとに過去問を反復演習する勉強が大事

独勉クン
よし、論点別(条文別)に問題を解くことで出題者のヒント(趣旨)を見抜けるよう頑張るぞ〜。
さらに、問題ごとじゃなくて選択肢ごとに全て設問に対して誤りなどの理由まで指摘できるように勉強すると、出題者(趣旨)のヒントがさらに明確になるはずなんだ。
誤りや重要なヒント(趣旨)を書きだすことも有効な勉強で、選択式試験の対策にも効果的なんだな。
アール博士

あなたの使命は社労士(社会保険労務士)の試験に合格することです。

そうであれば、過去問題の正解数を増やす訓練をするのではなく、選択肢ごとに正誤理由の指摘を含めて訓練する勉強しましょう

問題毎でみると気が付かなかった出題者のヒント(趣旨)が、選択肢ごとに振り返ることで、見えてくることに気が付くはずです。

それは、若干言い回しが若干違うものの、ほとんど同じような文言の選択で別年度にて登場していることです。

ポイント

  • 社労士(社会保険労務士)の過去問勉強は、正誤理由の指摘を含めた選択肢毎の正答を判断すること
  • どれだけ得点できたかではなく、解答を導くまでの過程が大事

社労士(社会保険労務士)試験では誰でも正答を導ける問題、頻繁にでている分野や論点は確実に得点

独勉クン
10年に1度しかでない問題と2、3年に1度でている分野や論点のどちらを優先すべきか悩む..
答えはもちろん、2、3年に1度でている分野や論点なんだ。
アール博士

社労士(社会保険労務士)の試験と言えども、勉強時間には限りがあるので出題確率の高い分野や論点から優先順位をつけて勉強してくことが重要です。

出題確率の高い分野や論点を判別するためには、これまで過去問の出題統計を基準に判断しましょう。

論点別(条文順)の過去問集を反復演習は、自然に出題確立の高い分野の問題を数多く解くことに繋がります。

ポイント

  • 論点別(条文順)の過去問集を反復演習することで、頻繁にでている論点が明確になる
  • そのため、基本テキストから過去問への移行、過去問から基本テキストへの移行の勉強が無駄なく行える

社労士(社会保険労務士)の過去問から合格点をとるのに必要な論点かを判断できるかがミソ

独勉クン
覚える範囲を絞るのはかなり勇気がいるけど、確かに闇雲に勉強しても意味ない気がしてきた。
出題頻度を念頭において考えるのは重要だなぁ。
社労士(社会保険労務士)に最短合格したいなら、頻出論点にいかに絞って勉強できるかなんだ。
極端なことを言えば、それ以外の論点は場合によっては捨てる勇気を持てるかどうかなんだな。
アール博士

社労士(社会保険労務士)の試験は満点をとらなくても、65%の正解率で合格できる試験です。

先ほどお伝えした通り、合格点をとるための勉強とは、過去問で頻繁にでる論点、だれでも正答することができる基本事項の論点を基にして、出題者のヒント(趣旨)を瞬時に読み取って覚えていくことです。

逆を言えば、過去問で頻繁に出ていない論点や誰も知らない論点は、社労士(社会保険労務士)試験の合格だけを考えた時には、捨てても問題ない論点なのです。

ここを取り違えて、メリハリをつけずに満遍なく全ての論点を深く勉強してしまうと、科目数が多く出題範囲が膨大であるため、時間が足らず、結果として中途半端な勉強しかできずに社労士試験の本番を迎えることとなってしまいます。

つまり、捨て論点を見極められれば、あとは基礎的知識を徹底的に覚えればOKなのです。

ポイント

  • 合格するために必要な頻出論点、基礎問題は、論点別(条文順)の過去問集で頻繁にでている分野や論点につきる
  • これらの論点や分野を過去問を上手く活用して反復練習することにより、合格レベルの得点をコンスタントに確保できる

まとめ

論点別(条文順)の過去問を正しく使い、攻略することが社労士(社会保険労務士)試験合格するための最短距離の勉強となります。

重要なのは、

  • 論点別(条文順)の過去問題集(一問一答形式)選んで反復演習する勉強
  • 問題ごとではなく選択肢別に正答を導く勉強
  • 頻繁にでている分野や基本的な事項は確実に得点

の3つの得点に結びつくマル秘テクをしっかりと駆使して過去問を解いてくことです。

過去問中心の勉強法によって、社労士(社会保険労務士)試験合格への階段を駆け上がりましょう。

  • B!