ただ、TACは約20万〜と受講料(費用)が高めな点がマイナスポイントにもなり得るからこそ、メリットとデメリットを知った上であなたにとって最適な通信講座どうかを判断すべきなんだ。
TACを受講するメリットである
- 受講者数の多さを活かした本試験問題の分析力
- 答練や模試などアウトプットの豊富さ
だけでなく、デメリット
- 試験範囲すべてをカバーした勉強になりがち
- 約20万円〜と受講料(費用)が高め
を詳しくお伝えします。
メリットとデメリットをしっかりと吟味したうえで、TACを受講するかどうかを決めましょう。
忙しい社会人で、確実に合格を目指したいなら、令和4年度受講生合格率が27.37%(全国平均5.16倍)を誇るアガルートを利用も1つの手です。
TAC(社労士通信講座)の特徴
どの通信講座であってもメリットとデメリットの両者が必ず存在するため、
- デメリットがメリットを上回ると感じるのであれば受講はやめるべき
で比較検討することが重要です。
TAC(社労士通信講座)を受講するメリット
TACを受講するメリットは
- 受講者数の多さを活かした本試験問題の分析力
- 答練や模試などアウトプットの演習量が豊富
の2つです。
なかでも、講師の定評の高さはTACを受講する大きな決め手になるメリットです。
受講者数の多さを活かした試験問題の分析力
このメリットを生かした試験問題の分析力は評判が高いんだな。
TACは社労士受験業界で最大手通信学校の1つです。
そのため、多くの受講者数がおり、過去の答練や本試験の解答など膨大なデータを保有しています。
この膨大なデータから、受講者がよく理解できない論点や本試験でよく問われる問題傾向などを分析し、テキストや答練、講義などに反映させています。
さすが最大手...
答練や模試などアウトプットの演習量が豊富
次に疑問となるのが、テキストなどを理解したり覚えたりインプットよりもそれを答練や模試などの演習量なんだけど、その変はどうなんだろう?
その点で、TACは演習量が豊富なのは間違いないんだな。
演習内容 |
TAC |
|
過去問 |
あり |
あり |
実力テスト |
あり |
あり |
実力完成答練 |
あり |
なし |
模試 |
あり |
あり |
総合答練 |
あり |
なし |
社労士通信講座業界で最安値のスタディングと比較した結果をみてみると、TACの演習量がいかに多いかがよくわかります。
これだけ多くの演習量があればアウトプットの機会としては申し分ありません。
注意が必要なのはあくまで演習の機会が多いという点だけなんだ。
最もやるべきことは、過去問の徹底分析につきるよ。これさえやっておけば、一次試験の突破は可能だから。
ポイント
- 演習量の多さは実践の機会を多くつくることに比例するため、とても大切
- しかし、過去問に徹底的に向き合えるかどうかが最重重要なことはしっかり理解しておくべき
TAC(社労士通信講座)を受講するデメリット
TACを受講するデメリットは
- 試験範囲すべてをカバーした勉強になりがち
- 約20〜と費用(受講料)が高め
の2つです。
試験範囲すべてをカバーした勉強になりがち
だから、取捨選択がしっかりできないと、労力をムダにかけてしまう危険性があるんだな。
講義内では重要ポイントに絞って解説されますが、TACは最大手予備校ということもあり、キストや問題集のつくりは試験範囲を大きくカバーしています。
そのため、よく出題される論点なのか、5年に1回しか出題されない論点なのか、勉強重要度をあなた自身で判断する必要があります。
ここを間違えてしまうと、いくら勉強を頑張っても合格からは遠のいてしまうので、社労士試験の傾向を把握できるかがポイントです。
メモ
- スタディングであれば、類似過去問などを論点別にまとめた過去問題集などを提供している
- そのため、勉強重要度をあなた自身での判断に不安を覚えるなら、スタディングの方が向いている
約20万円〜と高額な費用(受講料)がかかってしまう
TACは社労士の通信講座だけでなく、通学においても業界最大手です。
通学の授業も行なっているため、講師や校舎など多くの費用がかかるため、20万円〜と受講料(費用)は高めになってしまいます。
スタディングだと最も安いコースで4万6,800円で受講できるため、TACで受講するだけの費用がかけられるかどうかがは選択する基準の1つとして考えておくべきです。
しょうがないんだけど...
ちなみにスタディングは合格御祝い金として合格者は1万円もらえるから、料金だけを考えたらお得な講座なんだな。
TAC(社労士通信講座)の評判(口コミ)
私は社労士試験1年目(不合格)は某通信講座、2年目(合格)はTACの通学社労士講座を受講しました。
2年目にTAC通学を選んだ理由は、
①某通信は白書統計対策が弱かった
②自習室を確保したい
③高い受講料で自分を追い込みたい
④1年目に落とした論点(ベトナム)を講座で取り上げてていたの4つでした。
— 石川 琢磨|特定社会保険労務士 (@tkmkobe) September 1, 2021
FPの講座のパンフレットが出てきた。
社労士の講座をTACで受けてみて、自分でテキスト読むだけとは全然違って、制度の内容とか趣旨とか教えてもらえたのがよかった。
なので、FP2級も合格するだけじゃなく、しっかりと実務で使えるくらい理解したいから講座を受けたいんだよね。(しかし受講料が高い💦— 孤高の凡人 (@kokounobonjin) August 31, 2021
TACで合格された方結構多いですよね?🤔
kunitachiさん、社労士取って税理士の勉強されてるんですね…凄すぎる😳✨— まーさん🔰社労士受験2022 (@yug5u64R6GZZIzW) August 18, 2021
まとめ
TACは、社労士の通信講座の最大手による安心感が高いのは間違いありません。
ただし、メリットとデメリットの両者が存在するため、状況によってはアガルートなど他の通信講座の方が適している場合もあります。
2つのメリット
- 受講者数の多さを活かした本試験問題の分析力
- 答練や模試などアウトプットの演習量が豊富
と3つのデメリット
- 試験範囲すべてをカバーした勉強になりがち
- 約20万円〜と費用(受講料)が高め
を天秤にかけて、TACを受講するかどうか検討しましょう。