行政書士の難易度・偏差値は?初心者でも合格できる?他資格との比較結果から本当の難易度が判明
合格率は?合格までに必要な勉強時間は?他の資格と比較した難易度・偏差値ランキングで行政書士試験はどの位置なのかなど知りたいことが一杯ありすぎる...
けど、努力すれば必ずよい結果を勝ち取れる難易度なことは間違いないよ。
宅建士よりも難しく、社労士よりも少し簡単といったレベル感なんだな。
独立開業できる資格として人気のある行政書士試験の難易度は
- 難しい
です。
2、3ヶ月の勉強時間で簡単に合格できるような試験ではありません。
しかし、大学偏差値で直して50程度の凡人でも普通に合格可能であるため、難易度が高いからといって想像以上に怖がる必要も絶望する必要もありません。
自信をもって勉強に取り組めむために、行政書士試験の本当の難易度の理解によって、適切な勉強ができれば初学者で合格できる事実を知ることです。
合格率10%のカラクリを暴く行政書士の難易度
それに比べて、行政書士試験の合格率は安定しているといるんだな。
ポイント
- 過去6年の行政書士平均合格率が11.3%
- 最低合格率だったH26年度が8.27%であり、平均合格率との差が約3%しかない
- 行政書士は毎年10%前後の安定した合格率で推移している試験
行政書士の合格率が低い理由(難易度が高い)は2つ
国家資格だらこその難易度だからなのかな...
でもこの数字には2つの理由があるんだな。
2つの理由
- 1年に1度の1発勝負
- 昔と比べて問題のレベルが上がっている
行政書士試験の合格率が低い理由1:1年に1度の1発勝負
ポイント
- 行政書士試験はビジネス実務法務や簿記といった検定試験のように年に何回も受験できる試験ではなく1年に1回の1発勝負
- 行政書士試験の合格を目指して、1年間という時間の大半を勉強にあてる人生をかけて受験する人も多い
- 本気度の高い受験者ばかりなので、必然的に試験レベルも高くなることが合格率の低さの要因となっている
行政書士試験の合格率が低い理由2:司法書士や司法試験の基礎固めとして受験する人も多く受験者レベルが高い
ポイント
- 司法書士や司法試験などの法律系資格の入門として行政書士試験を受験する人も多い
- 彼らは行政書士で学ぶ内容よりも広く深い勉強をしている
- そのため、行政書士試験の受験レベルが高くなり合格率が低くなっている
勉強時間や合格率から他資格と比較した行政書士の難易度ランキング
一般的な目安として捉えてもらえると嬉しいんだな。
行政書士試験は難しい資格ではあるものの、司法試験のように絶望的な試験ではありません。
むしろ頑張れば誰にでも合格可能性がある
- 公平な試験
と言えます。
難易度ランキング |
資格名 |
勉強時間(目安) |
司法試験 |
8,000時間 |
|
司法書士 |
3,000時間 |
|
弁理士 |
3,000時間 |
|
1,000時間 |
||
800〜1,000時間 |
||
行政書士 |
600時間 |
|
宅建士 |
400時間 |
他資格比較との難易度比較ピックアップ
- 宅建と行政書士
- 社労士と行政書士
- 司法書士と行政書士
- 中小企業診断士と行政書士
- 公務員と行政書士
宅建と行政書士はどっちが難しい?
難易度ランキング |
資格名 |
勉強時間(目安) |
行政書士 |
600時間 |
|
宅建士 |
400時間 |
勉強範囲の違い
資格名 |
出題範囲 |
行政書士 |
6科目 |
宅建士 |
4科目 |
宅建士よりも行政書士の方が勉強する科目数が多いんだね..
ポイント
- 行政書士と宅建士では、科目数が行政書士の方が勉強範囲が広い。
- さらに、共通している勉強範囲である民法においても、宅建士よりも行政書士の方が深い内容が求められる。
- 宅建士よりも行政書士の方が難易度が高い。
出題形式の違い
資格名 |
出題形式 |
行政書士 |
5択問題+記述問題 |
宅建士 |
4択問題 |
宅建士は4択に対し、行政書士は5択問題です。
確率的に考えて、何もしなくても宅建士は25点とれるのに対し、行政書士は20点しかとれません。
その上に記述問題も存在するため、行政書士の方が出題形式の難易度が高いと言えます。
ポイント
- 選択式問題の正答確率は、4択問題の宅建士が25%。5択問題の行政書士は20%。
- 宅建士にはなくて行政書士にはある記述問題は選択問題と違い運で正解できない。
- これらから行政書士の方が難易度が高い。
社労士と行政書士はどっちが難しい?
難易度・偏差値 |
資格名 |
勉強時間 |
社労士 |
1,000時間 |
|
行政書士 |
600時間 |
出題範囲の違い
資格名 |
出題形式 |
行政書士 |
6科目 |
社労士 |
8科目 |
ポイント
合格基準の違い
資格名 |
合格基準 |
行政書士 |
|
社労士 |
|
そう考えると、行政書士の方がまだ優しいのは間違いなさそうだ...
つまり、社労士の場合はライバルとの争いに勝つ必要があるから、より競争が激しい試験なんだな。
ポイント
- 社労士の方が足切りへの基準が厳しい。
- 行政書士の試験は絶対評価に対し社労士の試験は相対評価であるため、競争が激しい。
- 社労士は救済という名の得点調整によって、合格率の調整を毎年行なっている。
司法書士と行政書士ではどっちが難しい?
難易度・偏差値 |
資格名 |
勉強時間 |
司法書士 |
3,000時間 |
|
行政書士 |
600時間 |
勉強範囲の違い
資格名 |
出題形式 |
行政書士 |
6科目 |
司法書士 |
10科目 |
ポイント
合格基準の違い
しかも、合格基準も総得点も年度によって変わる相対評価であることなんだな。
資格名 |
合格基準 |
行政書士 |
|
司法書士 |
参照法務省 |
ポイント
- 司法書士は相対評価の試験であり、足切りや総得点の基準が毎年変化する相対評価でなおかつ合格率3%。
- 絶対評価である行政書士よりも競争が激しい試験である上、合格率も低い。
- 司法書士の登竜門として行政書士を目指す人もいるほど。
公務員試験と行政書士はどっちが難しい?
難易度・偏差値 |
資格名 |
勉強時間 |
行政書士 |
600時間 |
|
公務員試験(地方) |
600時間 |
行政書士は専門的知識を学ぶ必要があるから、合格難易度で考えると行政書士に軍配が上がるんだな。
行政書士の難易度は大学の偏差値で例えるどのレベル?
そんな人ばかりだと、凡人だからくじけそうになっちゃいそうだ..
それに、受験制限がないから、高卒で取得されている人も多いから気にする必要は全くないんだな。
良く言って日東駒専が限度でしょう
個人的にはもっとレベル低いと思いますけどね
行政書士は普通にFラン大、専門卒、入れる大学も無く進学できなかった高卒や中卒でも合格してるからね
この資格の合格率は気にしなくていいですよ
受験資格が無くて誰でも手軽に受験できるから受験生には色んな人がいる
参照 yahoo知恵袋
ポイント
- 行政書士の難易度を大学に例えると日東駒専レベルの偏差値50程度
- 大学卒じゃないと受からない訳ではなく、高卒でも合格は十分可能
- 入試とは求められる性質が違うこともあり、行政書士の試験は努力した人が合格できる試験
行政書士試験における科目別難易度から分析した勉強時間の目安
勉強時間 |
600時間 |
科目別勉強時間と難易度
難易度 |
科目名 |
勉強時間(目安) |
220時間 |
||
200時間 |
||
180時間 |
||
100時間 |
||
80時間 |
||
60時間 |
行政書士に独学合格するまでに必要な勉強時間
独学で合格を目指すとすると、どのくらい勉強時間が必要となるんだろう...
真っさらな状態とした場合だと、800時間を目安にするといいんだな。
勉強形態 |
勉強時間 |
600時間 |
|
独学 |
800時間 |
難易度は高いが行政書士試験は独学合格も無理じゃない
実際、行政書士試験に独学合格は無理なのかな...
ただ、独学で合格するには大きな壁があるのを承知で勉強を始めた方が良いんだな。
独学で合格するポイント
- 勉強スケジュールや進捗状況をあな自己理する必要がある
- 分からない論点や問題はネットなどで調べながら自己解決する必要がある
- これらが通信講座よりも勉強時間が長い理由
- 自己管理や自己解決が苦手な場合は、勉強時間がさらに伸びる可能性あり
まとめ
でも、正しい勉強方針と努力さえできれば合格できる試験でもあるから、自信を持って勉強に臨んで欲しいんだな。
行政書士試験の難易度は
- 難しい
ことは間違いありません。
しかし、大学偏差値で直しても50程度であるため、誰でも合格可能な試験です。
過度に恐れず、自信を持って行政書士の試験勉強に取り組むことが重要です。
これから行政士の勉強を頑張るぞぉぉ。