基本情報技術者

基本情報技術者試験は独学と通信講座どちらがベスト?

IT系の国家資格で有名な基本情報技術者試験は、ITエンジニアの登竜門として幅広く認知されています。その合格率は平均で25%前後と低く、IT初心者の方からすると難しい内容になっています。

IT知識がほとんどないIT初心者の方が資格取得までに必要な学習時間の目安は、2~3ヶ月で150~200時間だと言われています。

情報系の大学を出ていたり、IT系の職業に就いていれば独学でも取得は可能ですが、IT初心者の方や、短期間での合格を目指したい人は通信講座を利用することをおすすめします。

今回は、基本情報技術者試験に合格するためには、独学と通信講座のどちらがベストなのかをそれぞれのメリット、デメリットを挙げながら紹介していきますのでぜひ参考にしてみてください。

基本情報技術者試験を受験する際に「通信講座を選ぶメリット」

基本情報技術者試験を受験する際に「通信講座を選ぶメリット」はこちらです。

  • 合格レベルに達成できる学習フローが組まれているので、自分で計画を立てる必要がない
  • 合格するために必要な知識を効率よく教えてくれる

合格レベルに達成できる学習フローが組まれているので、自分で計画を立てる必要がない

通信講座のメリットとして、自分で学習計画を立てる必要がないことが挙げられます。
ただでさえ難しい試験勉強に加え、試験までの日程と、自分の学習可能時間を照らし合わせて学習計画を設定するのは大変です。

通信講座では、詳しい解説だけでなく、合格レベルに達成できる学習フローが組まれているので、試験対策だけに集中して学習することができます。また、受講終了までの流れはフローチャート化されているので、日々の勉強時間を一目で確認することができますので、学習のモチベーションを保つことにも繋がります。

一回の講座にかかる時間はおよそ30分程度に設定されていて、スマートフォンやPC、タブレットを用いたオンライン学習を利用することで、通勤時間や、日々のちょっとしたスキマ時間で、いつでも場所を選ばずに学習を進めることができます。
そのため、忙しくてまとまった時間が確保できない方でも無理なく学習を継続することができるのでおすすめです。

合格するために必要な知識を効率よく教えてくれる

独勉クン
勉強範囲が広いから、独学だと不安だな...
試験に合格するためには午前午後それぞれ6割以上正解しなければいけないんだ。
だから、幅広い分野の理解が必要なんだな。
アール博士

基本情報では午前と午後の試験に分かれていて、それぞれ幅広い分野から出題されます。
午前の試験では、テクノロジー、ストラテジー、マネジメントの3つの分野から80問、午後の試験では、実務レベルの難しい内容が出題されます。

通信講座では、実際の試験でよく出題される分野を専任講師が厳選して抽出し、合格に必要な学習範囲を最小限に設定しているので、効率よく学習することが可能です。

また、過去問題を徹底的に分析し、わかりやすい解説を加えた一問一答形式の問題集が用意されているので、今まで学習した知識の定着度や自分の苦手な分野を把握することができます。

通信講座を利用することで、試験合格までに余計な時間をかけることなく、学習時間を短縮することができるので、効率よく学習したい方にはおすすめです。

基本情報技術者試験を受験する際に「通信講座を選ぶデメリット」

基本情報技術者試験を受験する際に「通信講座を選ぶデメリット」はこちらです。

  • わからない問題を解決するのが難しい
  • モチベーションを保つことが難しい

わからない問題を解決するのが難しい

独学で学習を続けていくと、わからない問題が出てきたときに解決するのが難しいというデメリットがあります
基本情報技術者試験には、テクノロジ系だけでなく、ストラテジ系やマネジメント系といった、情報系の学校でも学ばないことがある分野が出題されます。

IT初心者の方はもちろんですが、情報系の学校を出ている方でも独学では理解しきれないポイントが出てくる可能性があります。

その時、独学だとわからない問題を理解するまでに時間がかかってしまい、試験までの時間を有効に活用できなくなってしまう恐れがあります。

周りに基本情報を持っている方がいれば質問できますが、いない場合は通信講座を利用して理解を深めることをおすすめします。

モチベーションを保つことが難しい

独学で行う場合、学習のモチベーションを保つことが難しいというデメリットもあります。
わからない問題や難しい問題が出てきてしまったり、自分で決めたスケジュール通りに学習できなかったりすると、モチベーションが下がってしまい、学習を続けることをやめてしまい試験に失敗するパターンもあります。

2~3ヶ月といった長い期間、モチベーションを保ちつつ学習し続けることはなかなか難しいことなので、自分1人だと甘えてしまうという方は独学は向いていないかもしれません。

実際、基本情報技術者試験の本番を欠席してしまう受験者も多くいて、試験までの学習を挫折してしまったという話もよくあります。

せっかく受験料を払ったり、試験まで学習した時間や知識を無駄にしないため、試験までのモチベーションを保つことは重要です。

まとめ

以上、基本情報技術者試験に対して、独学する場合と通信講座を利用する場合に対してそれぞれのメリット、デメリットを紹介しました。

しかし、IT初心者の方や、スキマ時間などで効率よく学習したい、最後まで挫折せずにモチベーションを保ちたいという方は通信講座を利用することをおすすめします

独学で学習を進める場合にも、通信講座を利用する場合のどちらにもメリット、デメリットは存在しますので、今回の記事を読んで、自分に合った方法で試験に向けて頑張ってください!

  • この記事を書いた人

アール博士

様々な資格試験の情報収集や最短合格のための勉強法を日夜研究しているマッドサイエンティスト。年齢や学歴などは不詳の謎多き人物。国家試験、民間試験問わず、資格試験の試験研究は20年以上の大ベテラン。

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