「司法試験」 一覧
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司法試験は
の国家資格です。
弁護士(裁判官or検察官)として必要な学識・応用能力を備えているかを判定するのが司法試験です。
法律のスペシャリストとして国の実務に携わる役割を担っており、最終試験(二回試験)を通過した人は、裁判官・検察官・弁護士になることができるため就職・転職どちらのキャリアにおいても最も役立つ資格といっても過言ではありません。
難易度 |
合格率 |
学習時間 |
受験資格 |
約30% |
3,000〜8,000時間 |
法科大学院修了者、司法試験予備試験合格者 |
|
主な受験者 |
取得費用 |
平均年収 |
なれる職業 |
法学部大学生・サラリーマン |
130〜500万円 |
約900万円 |
弁護士、裁判官、検察官 |
司法試験とは
具体的には、納税のアドバイスや事業者の確定申告書の作成などを行うのが主な仕事なんだな。
社会の急激な国際化や社会事象の複雑多様化に伴い、離婚問題や相続争いなどの身近な交渉トラブルや社会問題が急増しています。
そのため法律の専門家が、法に基づく問題解決の場を提示し、紛争予防・事態の収拾をはかる必要性がますます高まっています。
法曹三者(弁護士・裁判官・検察官)は社会の様々な場面で必要とされ、また活躍が期待される職業となり、とても重要な役割を担っています。
その法曹三者(弁護士・裁判官・検察官)になるための第一歩の試験が「司法試験」です。
年収
司法試験と二回試験合格後の法曹三者(弁護士・裁判官・検察官)の平均年収は
- 900万円
です。
公認会計士、不動産鑑定士と並んで三代国家試験の一つのため、高年収が期待できる国家資格です。
主に官公庁に就職する人が多いですが、企業の法務部や自治体など、就職先は、多種多様に選べます。
また、「司法」に関するプロフェッショナルといって間違いなく、ある程度実務の経験を積んだあとに、自分で弁護士事務所を持って独立開業する人も多いのが特徴的な資格です。
試験概要
司法試験は
- 短答式試験
- 論文式試験
の2段階に分かれており、どちらの試験も年1回の開催です。
短答式試験は
- 憲法
- 民法
- 刑法
の3科目となります。
論文式試験は
- 公法系科目
- 民事系科目
- 刑事系科目
- 選択科目(※知的財産法、労働法、租税法、倒産法、経済法、国際関係法(公法系)、国際関係法(私法系)、環境法のうち受験者のあらかじめ選択する1科目)
の4科目から出題されます。
短答式(マークシート) |
論文式 |
|
試験日 |
年1回(例年5月) |
年1回(例年8月) |
受験料 |
28,000円 |
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受験資格 |
司法試験予備試験合格者、法科大学院修了者 |
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試験科目 |
憲法、民法、刑法 |
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科目合格制度 |
なし |
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合格率 |
約70% |
約45% |
補足
- 司法試験に合格しただけでは法曹三者の資格を得られるわけではない
- その後の司法修習・二回試験を突破した後に法曹三者(弁護士・裁判官・検察官)になる資格を取得できる
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