その上で、目的にあった需要のある資格をランキングから自分の興味を持った資格を選ぶべきなんだな。
資格取得を目指す上で
- 何を目的にしているのか
を明確化が重要です。
不明瞭のまま盲目的に資格を調べても、残念ながら本当に求めている資格と出会う確率は低いです。
ただ幸いなことに、資格取得の目的は3パターンに大きく分けられるため、本記事内であなたがどのパターンに当てはまるか判断できるようになっています。
パターンごとに紹介している需要のある資格(将来性の高い)ランキングから興味をもつ資格を選択すれば、取得後に有効活用できる武器として大活躍してくれます。
資格はあくまで目的を達成する手段です。取得後の明るい未来を掴み取るためにも、あなたに一番あった資格を選びましょう。
需要のある(将来性の高い)資格ランキングは3パターンに分類できる
需要のある資格ランキングから自分に合いそうな資格を選ぶぞぉぉ...
だから、まずは何を根拠にランキングされているのかを知るべきなんだな。
需要のある資格ランキングには
の3パターンが考えられます。
なぜなら、一番適したパターンのランキングから選択しないと、あなたが望む目的を叶えることは難しいため、勉強を途中で挫折する可能性が高くなってしまうからです。
だからこそ、需要のある国家資格ランキングが何を根拠にランキングされているか事前把握は必ずしておくべきです。
需要のある国家資格ランキングは3パターン
独立開業を目指すなら業務独占資格が人気
でも、ハードルが高いだけに取得できれば需要は多くありそうだな...
資格を持っていないとできないから、ハードルが高く、競争も低めなんだな。
業務独占資格は、税理士の確定申告業務や社労士の助成金申請業務など、資格を持っていないとできない仕事です。
資格を持っていないとできないことから、業務独占資格はハードルが高く、競争率も低い傾向にあります。
そのため、独立開業を目指す人には
- 資格を取得できれば仕事が確保しやすい業務独占資格
が需要の高い資格として大人気です。
ポイント
- 業務独占資格を持つ国家資格ならどれでも仕事を確保できるわけではない
- 需要と供給によって、需要が少なく、期待した効果が得られないものもある
- また、仕事確保には営業力が重要な点も心得ておくべき
仕事で使える!企業が求めるスキルアップや能力を得られる資格
スキルアップできるような資格だと有難い...
汎用的に活用できるスキルが身につけられるかをポイントにすべきなんだな。
スキルアップ系は資格を取得したことが目に見えて活きる場面は多くありませんが、
- 間接的に社内昇進や就職、転職で活躍
する国家資格が多いです。
例えば、中小企業診断士は経営に関する知識などを習得する国家資格ですが、税理士のように資格を持っていないとできない仕事はないため、資格取得をしただけでは、何かが大きく変わることはありません。
しかし、中小企業診断士の資格勉強を通じて得られる経営の知識や論理的思考力は結果的に提案力やプレゼン力が向上に繋がるため、仕事力を高めるなど自身のスキルアップを考える人に需要の高い資格です。
ポイント
- スキルアップ目的の資格は取得が直接的に影響をもたらさない
- しかし、資格取得の勉強を通じて得た知識などは間接的に好影響を及ぼす
今後伸びる業界・業種に関連した資格
具体的にはどんな業界・業種なんだろう...
この2つに関連していると需要のある国家資格と言えるんだな。
今後伸びる業界・業種のサービスとは、多くの人から求められるニーズの高い仕事の裏返しです。
つまり、ニーズの高い仕事=需要のある仕事であるため、伸びる業界・業種において専門的知識を証明する国家資格を取得できれば、資格取得があなたのアピールポイントの1つとして輝きを増すのは間違いありません。
具体的な業界・業種として挙げる
- IT系
は鉄板中のテッパンです。
ポイント
- IT業界以外も、社会動向や日本全体の問題などから、今後伸びそうな業界や業種の推測は可能
- 他の業界が希望なら、ニュースなどから今後伸びる可能性があるチェックすべき
- そうでないと、その業界に関連した国家資格をとる価値があるか判断できない
IT系
アレクサなどAIを活用した様々なサービスが登場していることからも、IT系は今後も伸びる業界と言えるんだな。
IT系は全ての業種・業界のサービスを支える基盤となる仕事であり、アップルやアマゾン、楽天などはもちろんのこと、IT技術を駆使して成長した企業として有名です。
近年では、政府が働き方改革やDX(デジタルトランスフォーメーション)を政府が積極的な推進などにより、AIなどのIT技術を駆使して業務の効率化を実現し、コスト削減を図る取り組みが大きな注目を集めています。
また、コスト削減と併せて、少子高齢化によって働く人材が減少している部分をITで補う側面もITを積極的に導入する企業が増えている要因の1つです。
IT人材白書2020から年々IT人材に対する過不足感が高まっていることからも、ITを積極的に活用する企業が増加している昨今において、IT系人材の需要は顕著に高まってきているのは明白です。
ポイント
- ITを積極的に活用する企業が増加しており、IT人材に対する過不足感が年々高まっている
- だからこそ、IT系人材の需要は顕著に高まってきている
独立開業向け!業務独占資格の中で需要のある(将来性の高い)資格ランキングTOP4
業務独占資格でも需要のない資格もあるってことだけど、何を選べばいんだろう...
中小企業など、対事業者向けのビジネスに関連する資格は需要が高いんだな。
税理士
なんでだろう...
合格までのハードルが高いから、本気で目指す覚悟必要なんだな。
税理士は、申告等の税務代理、税務書類の作成、税務相談などの税務と会計帳簿の記帳代行、決算書の作成などの会計におけるスペシャリストとして認定するための国家資格です。
日本の企業の99.7%(参照中小機構)は中小企業で占め、税務申告により事業者は毎年税金を必ず収める必要があるため、税理士への需要が無くなることはありません。
ただし、税理士資格を取得するまでに3〜10年ほどかかることもあり、簡単に取れる資格ではないので、本気で目指す覚悟が必要です。
難易度
合格率
学習時間
受験資格
約10%
3,000時間
学歴要件その他
主な受験者
取得費用
平均年収
なれる職業
サラリーマン、大学生
50万円以上
約716万円
経理、税理士事務所、経営コンサルタント
詳細をさらにチェック
司法書士
司法書士は行政書士と並ぶ、法務系の難関な国家資格で、財産の管理や実際に起こった問題の裁判事務など、依頼者の本人と協力し合って解決するいわば街の法律家です。
年齢・性別に関係なく仕事をすることができ、業務の幅も高齢化社会に伴って、判断力の下がった高齢者やハンディのある人の権利を守る成年後見業務、そのほかに裁判業務・企業法務などさらに活躍の場は広がっています。
難易度
合格率
学習時間
受験資格
約4%
3,000時間
誰でも受験可
主な受験者
取得費用
平均年収
なれる職業
大学生・サラリーマン
20~50万円
681万円
一般企業の法務部所属など
詳細をさらにチェック
社労士
でも、なんで社労士が3位なんだろう...
社会保険労務士(社労士)は、労働や社会保険に関する法律と人事・労務管理を専門とする国家資格です。
従業員の雇用や退職で発生する社会保険の手続きや、職場内の労働問題のコンサルティング、公的年金に関する唯一の国家資格者として年金に関する相談にも応じます。
働き方改革や年金問題など、社会的課題を解決する専門家としての活躍する機会は年々拡大傾向にあるため、需要の高い資格の1つと言えます。
難易度
合格率
学習時間
受験資格
約6%
500〜1,000時間
学歴要件その他
主な受験者
取得費用
平均年収
なれる職業
サラリーマン
10〜30万円
530万円
経営コンサルタント
詳細をさらにチェック
行政書士
行政書士は、官公署(各省庁、都道府県庁、市・区役所、町・村役場、警察署等)に提出する書類の作成、同内容の相談やこれらを官公署に提出する手続について代理することを業とする国家資格です。
税理士同様に官公庁への書類作成業務は、無くなることはなく、需要も高いことから、業務独占資格の中でも有効活用しやすいため、独立開業ができる人気の高い国家資格としても有名です。
難易度
合格率
学習時間
受験資格
約10%
600〜1,000時間
学歴要件その他
主な受験者
取得費用
平均年収
なれる職業
サラリーマン・主婦・大学生
4〜20万円
約500万円
総務、法務、経営コンサルタント
詳細をさらにチェック
企業が求めているスキルや能力を得られる資格のなかで需要のある(将来性の高い)資格ランキングTOP3
マネジメントや資産運用、会計などの知識は汎用性が高いから、おすすめなんだな。
スキルアップ目的の場合は、資格取得しただけで得られる効果は薄いのは紛れもない事実です。
資格の勉強をする過程で学ぶ知識や考え方を能動的に身につける
と最大限仕事に活かすことができ、結果として社内昇進や就職、転職といった好影響を及ぼしてくれます。
さらに、企業が求めるスキルや能力アップに直結する
- マネジメント
- 資産運用
- 会計
などの汎用性が高い知識を習得した方が資格取得による効果が高まります。
ランキング |
資格名 |
1位 |
|
2位 |
|
3位 |
中小企業診断士
企画書やプレゼン提案力が格段に向上するからサラリーマンに大人気なんだな。
中小企業診断士は国家資格の中で唯一の経営コンサルタント資格で、中小企業の経営課題に対応するための診断・助言を行う専門家です。
経営コンサルタントの資格であるため、経営全般の知識や論理的思考力などを勉強過程で習得することができます。
また、ビジネスパーソンが取得したい資格ランキング1位(参照日経新聞)に選ばれていることからも、スキルアップを目的にするなら中小企業診断士は名実ともに堂々ランキング1位だと言えます。
難易度
合格率
学習時間
受験資格
約4%
800〜1,200時間
誰でも受験可
主な受験者
取得費用
平均年収
なれる職業
サラリーマン
10〜30万円
740万円
経営コンサルタント
詳細をさらにチェック
FP(ファイナンシャルプランナー)
スキルアップにどうつながるんだろう...
だから、提案力を高められる資格として人気なんだな。
公的年金や保険のプランニング、または住宅・教育ローンのプランニング、金融資産(債権・株式・投資信託)の運用、所得税を中心とした法人税や消費税の税金計算などFP(ファイナンシャルプランナー)で学ぶ内容は多岐にわたります。
お金に関する知識を学べることはもちろん、ヒアリングによって、顧客が求める将来像を設定し、そこに至るまでのプロセスを数字を用いながら、ライフ設計を提案する力が向上します。
中小企業診断士のように経営全般の知識を学べるわけではありませんが、提案力が向上するため人気資格の1つです。
難易度(FP2級)
合格率
学習時間
受験資格
約30%
150〜300時間
FP3級合格者
FP業務に関し2年以上の実務経験を有する者
AFP認定を修理した者主な受験者
取得費用
平均年収
なれる職業
サラリーマン・主婦・大学生
5〜16万円
約650万円
銀行、保険・証券会社
詳細をさらにチェック
簿記
コスト意識が芽生えるから、費用対効果を考慮した仕事が可能になるんだな。
社会人として働く上で、会社の利益を追求することはあなた自身が雇用され続けるために
- 数字に強くなれるか、コスト意識を持てるか
が重要です。
そのためには、感覚的ではなく根拠のある数値から資金の流れや投資対効果などを学べる簿記は非常に有効です。
また、簿記は3〜1級まで存在しネット試験が導入されたため、気軽に受けられる検定試験として有名です。
詳細をさらにチェック
今後伸びそうな業界・業種の資格で需要のある(将来性の高い)国家資格ランキングTOP3
どんな資格があるんだろ...
専門資格を目指す前に、ITパスポートなどITにおける基礎知識を身につけられる資格取得を目指すことが重要なんだな。
IT系資格は、国家資格以外にも様々な資格が存在しますが、IT業界の場合は資格よりも実務が重要視されるケースが多いです。
それでも、IT系資格(特に国家資格)取得することは大きな価値があります。
なぜなら、IT系業界では知識の有無がそのまま仕事に直結することが多いからです。
特に、IT基礎知識をしっかり身につけられているかどうかは応用力を活かせるかにも繋がるため、
- ITパスポート
- 基本情報技術者
- 応用情報技術者
の3資格はIT系資格の中でも、需要の高い資格として有名です。
ITパスポート
「情報処理技術理解者試験」のうち最も簡単なレベルの資格であり、ITに関する基礎的な知識を理解できているかが問われる国家資格です。
SE(システムエンジニア)職種だけでなく、社員の人材育成などにも幅広く活用されており
- IT系資格の登竜門
となっています。
難易度
合格率
学習時間
受験資格
約55%
100〜150時間
誰でも受験可
主な受験者
取得費用
平均年収
なれる職業
SE
〜1万5千円
ー
SE
詳細をさらにチェック
基本情報技術者
情報処理技術者試験の1(易しい)~4(難しい)のうち、スキルレベル2(やや易しい)に相当する国家資格であり、高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能をもち、実践的な活用能力を身につけたことを証明する国家資格が基本情報技術者です。
難易度
合格率
学習時間
受験資格
約25%
100〜200時間
誰でも受験可
主な受験者
取得費用
平均年収
なれる職業
サラリーマン・大学生
〜4万円
ー
SE
詳細をさらにチェック
応用情報技術者
ITに関する高度な知識を持っているだけではなく、会社全体を見渡して最適なシステム提案などを可能とするために、マネジメント(経営管理)やストラテジー(経営戦略)についても学びます。
上級者向け試験であることから、受験対象者はある程度実務経験を積んだ、プログラマーやSE(システムエンジニア)が対象です。
難易度
合格率
学習時間
受験資格
約55%
100〜150時間
誰でも受験可
主な受験者
取得費用
平均年収
なれる職業
サラリーマン・大学生
〜1万5千円
ー
SE
さらに詳細をチェック
まとめ
需要のある(将来性の高い)資格ランキングは
の3パターンの中から、需要のある資格(将来性の高い)ランキングから興味をもつ資格を選択すれば、取得後に有効活用できる武器として大活躍してくれます。
資格はあくまで目的を達成する手段です。取得後の明るい未来を掴み取るためにも、あなたに一番あった資格を選びましょう。
人事労務系に興味があるから社労士を目指そすぞぉぉ...