空き家管理士とは
- 空き家管理・実務に特化し、直面する空き家問題に対応しうる人材の育成
を目的とした民間資格です。
難易度 |
受験資格 |
主な受験者 |
指定講座受講者 |
経営者・サラリーマン |
空き家管理士とは
人口が減少している結果、空き家は年々右肩上がりで増加(参照国土交通省調査資料)し続けており、この傾向はより一層増していくのは間違いありません。
空き家の増加は、老朽化による倒壊、景観の悪化、放火による火災、雪の重みによる倒壊や落雪など、近隣住民に深刻な被害をもたらす可能性が高いため、社会的問題の1つとなっています。
そこで、国は平成26年に所有者は空き家を適切に管理しなければならない法律「空家等特別措法」を成立させました。
しかし、所有者本人は都会で働いており相続で譲り受けた田舎の空き家は管理できないなど、空き家問題は問題山積みなのが現状です。
これら問題を解決するため、空き家管理士では
- 消防法や建築基準法など空き家問題に必要な関係法規
- 実務の中でつちかった空き家管理のノウハウ
などを学びます。
地域に密着した社会貢献活動ができる資格としても人気があります。
空き家管理士を取得するメリット
空き家管理士を取得するメリットは、大きく9つ挙げられます。
- 空き家管理士と名乗った営業活動ができる
- 年に一回の実地研修を受講しスキルアップできる
- 協会名、ロゴマークを名刺等で使える
- 協会の契約書、報告書を使える(スターターキットの提供 ※有料)
- 協会内での情報共有により一層サービスの向上を図れる
- 法令等の最新情報を随時得られる
- 社会のニーズに応えて地域への貢献が図れる
- 本業とのシナジー効果が期待できる
- 当協会の顧問弁護士に相談することができる(示談交渉や訴訟等を行う場合の代理人費用 <着手金及び報酬金>)が10%オフ
引用空き家管理士協会
空き家管理士の試験概要
どちらも、指定講座を受講しないと試験を受験ない点に注意が必要なんだな。
空き家管理士は1・2級が存在しますが、どちらの級も指定講座を受講しないと試験が受けらません。
また毎月1回、オンライン(自宅など)試験(60分)が実施されています。
なお、1回の申込で、試験は2回(2ヶ月間)まで受験できます。
1級試験内容
- 相談業務
- 連携業務
- 施工
- 法規
2級試験内容
- 相談業務
- 連携業務
- 巡回業務
- 法規
試験日 |
受験級 |
受験方法 |
|
毎月1回(随時受付) |
1級:講座44,000円、試験33,000円 |
2級:講座33,000円 試験22,000円 |
オンライン試験(自宅など) |
試験詳細をさらにチェックする