IT技術の進展はもちろんのこと、コロナ感染症対策の一環として、大企業を中心にリモートワーク(テレワーク)の導入が進んでいます。
しかし、リモートワーク(テレワーク)導入時に大きな課題の1つが、リモートワーク(テレワーク )に関する知識やノウハウがないこと等により、会社として明確なリモートワーク(テレワーク)制度が存在しない点(参照総務省「情報通信白書」)です。
さらに、企業規模が小さくなるほど上記の傾向は顕著に現れています。
このような社会問題に適切に対応できる人材となるために
- リモートワーク(テレワーク )に関する知識やノウハウ
を習得できるのがリモート実務検定です。
難易度 |
受験資格 |
主な受験者 |
誰でも受験可 |
サラリーマン |
リモート実務検定とは
だから、IT知識が少ない50代以上の管理職に最適な資格なんだな。
リモートワーク(テレワーク)実務検定では、リモートワークのメリットデメリットといった一般的知識も学びますが
- ICT環境の構築方法
- リモートワークを効率化するためのツール
- リモートワーク環境下でのセキュリティ対策
など実務にすぐに活用できるノウハウが学べるのが大きな特徴です。
ブラインドタッチができない、ワードやエクセルが上手に使いこないなど、一般的にIT知識にうとい50代以上の管理職などが勉強すると、リモートワーク(テレワーク)における仕事効率化格段に向上すること間違いなしです。
ポイント
- メンタルヘルス対策も試験範囲となっており、部下を持つ役職者が学ぶ意義は大きい
- なぜなら、役職者が学ぶことで部下のモチベーション維持管理にも非常に役立つから
リモート実務検定を取得するメリット
リモート実務検定を取得するメリットは、先ほど挙げた仕事の効率や管理職者が部下へのモチベーション維持管理以外にも多く存在します(公式サイトより引用)。
- リモート実務能力を客観的に評価することができます。
- 学生、社員のリモート実務知識の習得に利用できます。
- リモートワーク実施時において遵守する必要がある法令を学習できます。
- 合格者は履歴書やエントリーシートの資格欄や名刺に書くことができます。
- 就職、転職、昇格試験などでのアピールポイントにすることができます。
- 社員のリモート実務能力を客観的に計ることができ、配属先等の評価基準の一つとして利用できます。
リモート実務検定の試験概要
試験概要はどうなっているんだろう...
気楽に受験できるのも、リモート実務検定試験が人気の理由なんだな。
CBT方式(コンピュータを利用した試験方式)により、全国各地の指定された試験会場にて受験可能です。
4択式で50題出題され、7割(35点)以上で合格となりますが、9割(45点)以上の得点者にはスペシャリストとして認定されます。
合格証が普通の合格者とスペシャリストでは異なってくるため、リモート実務検定試験をせっかく受験するならスペシャリストを目指しましょう。
試験日 |
受験級 |
受験料 |
受験方法 |
随時 |
3級 |
7,700円 |
オンライン試験(指定会場に限る) |
試験時間 |
出題形式 |
合格基準 |
|
60分 |
全50問(4択式) |
35点以上(45点以上でスペシャリストに認定) |
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