人気おすすめ資格

定年後・老後に役立つ、使える人気のおすすめ資格は?

独勉クン
人生100年時代っていわれているから、老後の独立開業や再就職に有利な資格を取得したい...
定年後(老後)に役立つ資格は、独立開業と再就職でかわってくるんだ。
それぞれで人気おすすめ資格を紹介するんだな。
アール博士

定年後(老後)に役立つ、使える資格は

  • 独立開業
  • 再就職

のどちらを目的にするかでかわってきますが、重要なことは本当にニーズのある資格かどうかです。

両者それぞれで人気おすすめ資格をご紹介します。

定年後・老後の独立開業に役立つ、有利な人気おすすめ資格5選

独勉クン
定年後だからこそ、独立開業は1つの夢だよな...
どんな資格が役に立つんだろう...
独立開業可能な資格で、1年以内の勉強で合格可能な資格が人気なんだ。
最もおすすめは中小企業診断士なんだな。
アール博士

住宅ローンの支払いや子育てが終わっていたり30代や40代と金銭的な面で比べると、定年後(老後)の独立開業のハードルは低いのは明らかです。

ただし、どんな資格でも取得さえすれば独立開業ができる訳ではありません。

独立開業を目指すなら、国家資格の中でも難関と呼ばれる合格までに勉強時間が1年程度は必要な資格であることが重要です。

定年後の独立開業におすすめ資格

  • 中小企業診断士
  • 社労士
  • 行政書士
  • 司法書士
  • 不動産鑑定士

中小企業診断士

独勉クン
中小企業診断士は経営コンサルタントに関する国家資格だったな...
公的機関の仕事は長年の経験をもつ中小企業診断士を求めているんだ。
だから、定年後でもすぐに仕事をもらえる可能性があるんだな。
アール博士

中小企業診断士は国家資格の中で唯一の経営コンサルタント資格で、中小企業の経営課題に対応するための診断・助言を行う専門家です。

社労士行政書士などのように、法律で守られた仕事はありませんが、経済産業省管轄の資格だからか商工会議所や中小企業基盤整備機構などの公的支援機関を通しての仕事は多く存在します。

長年にわたって培った経験やノウハウを求めている仕事もあるため、定年後(老後)に中小企業診断士であっても独立開業は十分に可能です。

難易度

合格率

学習時間

受験資格

約4%

800〜1,200時間

誰でも受験可

主な受験者

取得費用

平均年収

なれる職業

サラリーマン

10〜30万円

740万円

経営コンサルタント

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社労士

独勉クン
社労士は人事・労務管理に関する資格だよね...
社労士は60代でも現役で働く人が多いんだ。
年齢と仕事内容が関係しないから、定年後の仕事として人気な資格なんだな。
アール博士

社会保険労務士(社労士)は、労働や社会保険に関する法律と人事・労務管理を専門とする国家資格です。

従業員の雇用や退職で発生する社会保険の手続きや、職場内の労働問題のコンサルティング、公的年金に関する唯一の国家資格者として年金に関する相談にも応じます。

働き方改革や年金問題など、社会的課題を解決する専門家としての活躍する機会は年々拡大傾向にあるため、需要の高い資格となっています。

難易度

合格率

学習時間

受験資格

約6%

500〜1,000時間

学歴要件その他

主な受験者

取得費用

平均年収

なれる職業

サラリーマン

10〜30万円

530万円

経営コンサルタント

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行政書士

独勉クン
行政書士はよく聞く資格の1つだな...
行政書士は官公庁に提出する書類作成業務が主な仕事だから、流行などに左右されいから、安定した需要が見込める資格なんだな。
アール博士

行政書士は、官公署(各省庁、都道府県庁、市・区役所、町・村役場、警察署等)に提出する書類の作成、同内容の相談やこれらを官公署に提出する手続について代理することを業とする国家資格です。

税理士同様に官公庁への書類作成業務は、無くなることはなく、需要も高いことから、業務独占資格の中でも有効活用しやすいため、独立開業ができる人気の高い国家資格としても有名です。

難易度

合格率

学習時間

受験資格

約10%

600〜1,000時間

学歴要件その他

主な受験者

取得費用

平均年収

なれる職業

サラリーマン・主婦・大学生

4〜20万円

約500万円

総務、法務、経営コンサルタント

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司法書士

独勉クン
司法書士はどんな国家資格なんだろう...

司法書士は行政書士と並ぶ、法務系の難関な国家資格で、財産の管理や実際に起こった問題の裁判事務など、依頼者の本人と協力し合って解決するいわば街の法律家です。

年齢・性別に関係なく仕事をすることができ、業務の幅も高齢化社会に伴って、判断力の下がった高齢者やハンディのある人の権利を守る成年後見業務、そのほかに裁判業務・企業法務などさらに活躍の場は広がっています。

難易度

合格率

学習時間

受験資格

約4%

3,000時間

誰でも受験可

主な受験者

取得費用

平均年収

なれる職業

大学生・サラリーマン

20~50万円

681万円

一般企業の法務部所属など

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不動産鑑定士

事業承継(会社の後継ぎ)する会社が近年は増えているから、仕事を獲得できる機会は増加しているんだな。
アール博士

不動産鑑定士の独占業務である不動産の鑑定評価や不動産売買コンサルティングが主な仕事内容です。

不動産鑑定士は全国で約8,000名しか資格取得者が存在せず、希少価値の高い国家資格であることから、独立において強力な武器として活躍する資格なのは間違いありません。

近年では、事業承継(後継ぎ)による財産移転時の土地評価額などの依頼が増加傾向にあるため、定年後に独立開業したての不動産鑑定士も仕事を獲得できる機会が多くなっています。

難易度

合格率

学習時間

受験資格

約5%

2,000〜3,000時間

誰でも受験可

主な受験者

取得費用

平均年収

なれる職業

サラリーマン

30〜100万円

約754万円

信託会社、不動産鑑定士事務所、不動産コンサルティング

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定年後・老後の仕事・再就職に有利な、役立つ人気おすすめ資格3選

独勉クン
独立開業もいいけど、定年後に再就職して働くのもいいな...
そのために、有利で役立つ資格は何があるんだろう...
再就職に有利に働くのは、専門家と呼ばれる資格を取得することなんだ。
なかでも、不動産系や介護系における現場資格が特に有利に働くんだな。
アール博士

定年後の再就職は選ばなければ、公的機関のシルバー人材センターなどを活用すれば誰でも働けますが、アルバイト代(月数万円)ほどの給料であるため、多くを望むことはできません。

月10万円以上の金額を望むなら、他の人には真似ができない専門性を発揮した仕事をすることが大切です。

そのために、専門家と呼ばれる資格を取得することは再就職する上で、役立つ・使える武器となります。

定年後の再就職に役立つ人気おすすめ資格

  • マンション管理士
  • 登録販売者
  • ビル管理士
  • 危険物取扱者
  • 介護福祉士

マンション管理士

マンション管理士は定年後に取得したい人気おすすめ資格の代表格なんだな。
アール博士

マンション管理士は、管理組合の運営、建物構造上の技術的問題等マンションの管理に関して、管理組合の管理者等又はマンションの区分所有者等の相談に応じ、助言、指導その他の援助を行う専門家です。

地震や台風などの災害対策やマンションの老朽化に伴う大規模修繕や建て替えなど、マンションの管理組合が対応しなければならない事象が多々発生します。

その時に、マンションの住民と管理業者との間にマンション管理士が立っての双方の調整やマンション住民のトラブルなどの対応は、定年後の社会経験豊富な人材こそ円滑に進められます。

上記の理由から、マンション管理士は定年後に取得したい人気おすすめ資格の代表格です。

関連資格である管理業務主任者や宅地建物取引士などの資格を併せ持つことで定年後の再就職が

さらに有利になります。

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登録販売者

独勉クン
登録販売者だと、定年後の再就職に有利な話は聞いたことがある...

登録販売者は、ドラッグストアや薬局などで、かぜ薬など一般用医薬品の販売ができるようになる公的資格です。

2006年の薬事法改正以前は、医薬品全般の販売には薬剤師が必須でした。

しかし、全国に無数にあるドラッグストアやコンビニ、スーパー、ホームセンター、家電量販店など一般用医薬品を販売する店舗全てに薬剤師を専任でおくこと人手不足により現実的に不可能との国の判断から、かぜ薬など一般用医薬品に限って販売できる資格として登録販売者が創設されました。

ドラッグストアやコンビニ、スーパー、ホームセンター、家電量販店などの店舗数は多数存在し、登録販売者の人材を常に募集していることから、資格取得できれば、再就職に役立ちます。

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ビル管理士

ビル管理士は、働きやすい職場であるため、定年後の仕事として人気がとても高いんだな。
アール博士

ビル管理には有資格者のビル管理士の設置が必要です。

そのため、全国的に需要が高く、定年後向けの求人もかなり多く存在するのがビル管理士の魅力です。

ビル管理の維持管理、警備、清掃が主な仕事なこともあり、定年後のシニア世代でも働きやすい職場な点も定年後の再就職に向けて人気のある資格の大きな要因となっています。

また、関連資格である危険物取扱者や宅地建物取引士などの資格を併せ持つことで定年後の再就職がさらに有利になります。

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老後(定年後)の独立開業、再就職を目指して資格取得する上で注意すべきこと

独勉クン
定年後に独立開業するにしろ、再就職するにしろ、資格を取得すると役立つのが良くわかったぞ...
資格取得が、老後の独立開業や再就職に有利に働くのは間違いないんだ。
ただ、どんな資格でも良いわけでなく、使える資格は限定されていることに注意が必要なんだな。
アール博士

定年後の独立開業や再就職に資格が役立つ、使えることは間違いないですが、どんな資格でも取得すれば、定年後の独立開業や再就職に有利になるわけではありません。

重要なのは

  • 本当にニーズのある資格かどうか

です。

ここを見誤ってしまうと、独立開業にも再就職になんの価値も持たない資格を無駄に時間とお金をかけて取得することとなってしまうので注意すべきです。

ポイント

  • 見誤らないために、独立開業者の事例が豊富にあるか、資格名での求人件数が多いのかを指標に判断すべき
  • 今回ご紹介した資格はいずれもニーズの高い資格であるので、その中からあなたが興味を持った資格を選択すれば間違いない

まとめ

定年後(老後)の独立開業、再就職に資格は役立つ、使えることは間違いないんだ。
定年後(老後)の豊かな生活を送るためにも、ぜひ頑張って欲しいんだな。
アール博士
独勉クン
よぉぉし♪
話を聞いていたら僕は中小企業診断士に興味が湧いてきたぞ...
  • この記事を書いた人

アール博士

様々な資格試験の情報収集や最短合格のための勉強法を日夜研究しているマッドサイエンティスト。年齢や学歴などは不詳の謎多き人物。国家試験、民間試験問わず、資格試験の試験研究は20年以上の大ベテラン。

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