ネットワークスペシャリスト

独勉クン

ネットワークスペシャリストはどんな資格なんだろう...

ネットワークシステムの構築・維持は、IT技術を利用するための基盤となる資格なんだ。
だから、IT業界やエンジニア職の間では知名度抜群なんだな。

アール博士

ネットワークスペシャリスト（通称ネトスぺ）は、ネットワークに関係する固有技術を活用し、最適な情報システム基盤の企画・要件定義・開発・運用・保守において中心的な役割を果たすとともに、固有技術の専門家として、情報セキュリティを含む情報システムの企画・要件定義・開発・運用・保守への技術支援を学べる国家資格です。

ネットワークシステムの構築・維持は、IT技術を利用するための基盤となるため、ネットワークスペシャリストはIT業界やエンジニア職の間では知名度抜群です。

資格を持っているとエンジニアとしての箔がつくことは間違いありません。

ネットワークスペシャリストとは

独勉クン

ネットワークスペシャリストは、具体的にどんなことをやるんだろう...

ネットワークスペシャリストは、情報セキュリティを含む情報システムの企画・要件定義・開発・運用・保守への技術支援をするための知識が学べるんだな。

アール博士

ネットワークスペシャリストは、ネットワークの専門的な知識を有し、ネットワークの設計・構築・運用に携わる人で、独立行政法人の情報処理推進機構(IPA)が主催をする高度情報処理技術者試験の一つです。

情報処理技術者試験は12区分あり、共通キャリア・スキルフレームワークのうちレベル4にあたり、試験で認定される最高レベルの資格で難易度が一番高い試験の一つになります。

具体的には、

などが主な業務です。

ネットワークスペシャリストが活かせる仕事・年収

独勉クン

ネットワークスペシャリストが資格がとれたら、どれくらい年収上がるんだろう...

会社によっては、資格手当として月額５万円も貰えるところもあるんだな。

アール博士

ネットワークエンジニアの年収は

です。

エンジニア職の年収は飲食や営業職よりも高い傾向にあり、その中でもネットワークスペシャリストの資格を保有していると、一般のIT関係の職業よりも高い年収を獲得できます。

また、企業によっては資格取得者に手当や一時奨励金を制度として設けています。

例えば、システムの企画・設計・開発などを行うITエンジニア会社である株式会社エフ・アイ・ティなら

も貰えます。

また、ネットワークスペシャリストの資格試験に合格すると得られる優遇措置があります。

試験の合格、または午前Ⅰの試験で基準点を超えることができれば、他の高度情報処理技術者試験の午前Ⅰの試験が2年間免除されます。

その他に他の国家資格の試験において科目免除や職種によって任用資格に認定されます。

ネットワークスペシャリストの難易度・試験概要

独勉クン

ネットワークスペシャリストの試験概要はどうなっているんだろう...

ネットワークスペシャリストの試験は非常に難易度が高く、合格率は

です。

試験は午前Ⅰ、午前Ⅱ、午後Ⅰ、午後Ⅱの4つに分かれています。

午前Ⅰは全30問の選択問題、午前Ⅱは全25問の選択問題で、どちらも正解率60％以上が合格の基準点となります。

試験内容としては、テクノロジ系のコンピューターネットワークや情報セキュリティについての問題や、コンピューター構成要素、システム構成要素、開発技術についての問題が出題されます。

そして午後試験は、長文読解の問題です。

午後Ⅰは3問の中から2問、午後Ⅱは2問の中から1問を選択し、両者とも正解率60％以上が合格の基準点です。

午後Ⅰではネットワークセキュリティ、午後Ⅱでは、ネットワークシステムの設計、運用、障害対策、セキュリティ技術などを扱う事例解析問題から出題されます。

ネットワークスペシャリスト試験は非常に難しいので学習量が必要な資格ですので、時間をかけて勉強することが大切です。

独勉クン

よぉぉし。
専門用語をしっかりと理解することから始めるぞ...