受験資格がない国家資格ってあるのかな...
受験制限がない国家資格の中で人気のあるおすすめ資格を紹介するんだな。
国家資格には
2つに分かれます。
受験資格に要件が存在する場合は、その要件を満たす必要性があるので、すぐに試験を受けて資格を取得することは不可能です。
一方で、受験資格なしで受けられる国家資格なら、あなたが合格を目指そうと思い立った瞬間から勉強を開始でき、努力が実れば次の国家試験で資格を取得できてしまいます。
明るい未来を掴みとるキッカケとして、ご紹介している受験資格なしで誰でも受験できるおすすめ国家資格の中から、興味のある資格にぜひチャレンジしてみてください。
受験資格なしでも受験できるおすすめ国家資格一覧
行政書士
行政書士は、行政書士法に基づく国家資格で、官公庁への提出書類及び権利義務・事実証明に関する書類の作成、提出手続、行政書士が作成した官公署提出書類に関する行政不服申立て手続等の代理、作成に伴う相談などに応ずる専門職です。
具体的な仕事は
- 建設業許可、産廃業許可、飲食店営業許可などの各種の許認可申請
- 定款の作成・認証、各種議事録の作成など法人設立支援
- 相続手続に関連する幅広い業務
- 外国人の在留資格や帰化に関する申請手続
など、代理申請できる書類の数は1万種類を超えており、様々な申請手続きの代理業務を担っています。
法律初学者でもしっかりと試験対策を行えば、十分合格できる試験となっています。
\ 行政書士試験の概要 /
難易度
合格率
学習時間
受験資格
約10%
600〜1,000時間
学歴要件その他
主な受験者
取得費用
平均年収
なれる職業
サラリーマン・主婦・大学生
4〜20万円
約500万円
総務、法務、経営コンサルタント
\ 試験概要から勉強ノウハウまで大公開 /
司法書士
司法書士は、専門的な法律の知識に基づき、登記、供託、訴訟その他の法律事務の専門家として、国民の権利を擁護し、自由かつ公正な社会の形成に寄与することを使命とする国家資格です。
- 不動産売買による所有権移転、抵当権設定などの登記申請
- 会社や各種法人の設立登記手続き
- 債務整理に関する手続き
- 家庭裁判所への相続放棄などの申立書の作成裁判に関する一部業務
- 不動産の名義変更(相続登記)など相続・遺言に関する業務
など多岐にわたります。
司法書士は言葉の通り、司法への手続き主な業務となる点が、行政書士との大きな違いです。
また、行政書士よりも司法書士の方が、合格への難易度が高く、独占業務がしっかりと守られているため、年収も高い傾向にあります。
\ 司法書士試験の概要 /
難易度
合格率
学習時間
受験資格
約4%
3,000時間
誰でも受験可
主な受験者
取得費用
平均年収
なれる職業
大学生・サラリーマン
20~50万円
681万円
一般企業の法務部など
中小企業診断士
中小企業診断士とは、中小企業の経営課題に対応するための診断・助言を行う専門家です。法律上の国家資格として、「中小企業支援法」第11条に基づき、経済産業大臣が登録したものを指します。
中小企業診断士は、行政書士や司法書士のように資格を取得しないとできない仕事は存在しません。
しかし、国内版MBAと呼ばれており、経営に関する知識を全般に学べるため、スキルアップを目的として取得される場合が多いです。
平均年収が740万円と国家資格の中でも最も高い部類に入る点も大きな魅力となっています。
\ 中小企業診断士試験の概要 /
難易度
合格率
学習時間
受験資格
約4%
800〜1,200時間
誰でも受験可
主な受験者
取得費用
平均年収
なれる職業
サラリーマン
10〜30万円
740万円
経営コンサルタント
\ 試験概要から勉強ノウハウまで大公開 /
FP(ファイナンシャルプランナー)
FPは、家計に関わる金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など幅広い知識を備え、一人ひとりの将来の夢がかなうように一緒に考え、サポートする専門家。
充実した人生を送るためのライフプランの計画を立てるために必要となる税制や年金、保険や株式、投資信託などの資産運用など知識を学べるため、金融機関や不動産業界に人気の資格です。
また、ムリな節約生活ではなく論理的で合理的な方法によって貯金を増やしていく知識が身につけられることから、家計を守る主婦がFP(ファイナンシャルプランナー)を挑戦するケースも増加しています。
\ FP2級試験の概要 /
難易度
合格率
学習時間
受験資格
約30%
150〜300時間
FP3級合格者
FP業務に関し2年以上の実務経験を有する者
AFP認定を修理した者主な受験者
取得費用
平均年収
なれる職業
サラリーマン・主婦・大学生
5〜16万円
約650万円
銀行、保険・証券会社
ITパスポート
ITパスポートは、ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべきITに関する基礎的な知識が証明する国家資格です。
この資格は、基礎的な知識習得を目的としていることから、IT関連に携わる営業マンやIT業界への就職を将来に見据えた大学生などがメイン受験者層となっています。
ITパスポートで学ぶ知識はIT知識の初歩の初歩であるため、ITパスポートを取得しただけで、未来が劇的に変わることはありません。
ただし、ITパスポートで基礎知識をしっかり身につけ、基本情報技術者や応用譲歩技術者などさらに上位のIT系資格へのステップアップにより就職や転職への大きなプラスに繋がります。
\ ITパスポート試験の概要 /
難易度
合格率
学習時間
受験資格
約55%
100〜150時間
誰でも受験可
主な受験者
取得費用
平均年収
なれる職業
SE
〜1万5千円
ー
SE
基本情報技術者
基本情報技術者は、高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能をもち、実践的な活用能力を身につけたことを証明する国家資格です。
ITエンジニアとしてキャリアをスタートするために必要な最低限の知識を身につけられることから、新卒で会社に入社したSEなどが多く受験しています。
難易度はそれほど高く、基本的な出題が多いため、過去問対策をしっかり行えば十分合格点に届く試験です。
\ 基本情報技術者試験の概要 /
難易度
合格率
学習時間
受験資格
約25%
100〜200時間
誰でも受験可
主な受験者
取得費用
平均年収
なれる職業
SE
〜1万5千円
ー
SE
注意!医療系で受験資格なしで受験できる資格はない
公的資格なら唯一、登録販売者が存在するんだな。
医療系資格の仕事は健康や体に大きな影響を及ぼすため、医師をはじめ全てにおいて受験資格に要件が存在します。
公的資格(国に認められた資格)ではありますが、登録販売者が医療系資格において唯一受験資格なしで受験できます。
登録販売者とは、「第二類医薬品」と「第三類医薬品」に分類されている医療品の販売を許可された資格です。
また、医薬品の販売以外にも、お客様への薬に関する適切なアドバイス、副作用や効能の説明も重要な業務となっています。
まとめ
ただ、お伝えした資格は特に人気の国家資格だから、ぜひ参考にしてみて欲しいんだな。
受験資格なしで受けられる国家資格なら、あなたが合格を目指そうと思い立った瞬間から勉強を開始でき、努力が実れば次の国家試験で資格を取得できてしまいます。
明るい未来を掴みとるキッカケとして、ご紹介している受験資格なしで誰でも受験できるおすすめ国家資格の中から、興味のある資格にぜひチャレンジしてみてください。
もっと資格の概要や試験の詳細を調べてみるかな...