中小企業診断士の過去問の正しい使い方【独学に使えるマル秘テク】
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中小企業診断士試験には勉強科目が7科目もあります。試験範囲は広く覚えることも膨大なため、過去問の正しい使い方・解き方による勉強が絶対的に必要です。
過去問の使い方・解き方を間違ってしまうと、中小企業診断士試験は大失敗に終わります。それは、予備校に通い、学習ノウハウが詰まった教材を使用している・いないに関わらずです。
本記事を読んだ後には、究極にシンプルでありなおかつ王道な勉強法である過去問の演習によって効率的に地力を養成するための3つのマル秘テクを手にいれられます。
過去問中心の勉強法によって、中小企業診断士合格への階段を駆け上がりましょう。
中小企業診断士の一次試験は過去問を上手な使い方・解き方を知っていれば合格できる試験
中小企業診断士の試験の7割ほどは過去に出題された問題と同内容なので、過去問を徹底研究していれば、合格点の6割は安定的に突破できるようになっています。
しかし、合格率は毎年20%前後であるため、例年同程度の数字になるように問題の難易度を調整しています。そのため、重箱の隅をつつくような難しい問題が各科目数問出題されます。
重箱の隅をつつくような難しい問題まで正解しようと考え、数問のために勉強する範囲が膨大に広がげてしまい、基礎力がおろそかとなってしまい確実に正答すべき問題を正答できず、不合格となってしまう人が後を絶ちません。
基礎力を確実につけることによって、誰もが確実に正答できる問題を確実に正答することが合格への近道です。
中小企業診断士の過去問の使い方は実力を試すための道具ではない
過去問は出題者が受験生に与えてくれている中小企業診断士の試験合格をするための唯一のヒントです。
唯一のヒントを発見、理解するためには過去問を深く知る必要があるのに、実力を試すために使うだけだと、出題者のヒントに気づくことはありませんよね。
だからこそ、過去問は実力を試すために使うのではなく、テキストと同程度のレベルで過去問を日常使いすることによって、出題者が教えてくれているヒントを探り当てましょう。
ポイント
- 唯一のヒントを把握するには、過去問は実力試しに使うものではない
- 過去問こそ最高の教科書として使うべき
中小企業診断士の過去問の使い方・解き方で知っておくべき3つのマル秘テク
中小企業診断士の過去問こそテキストして活用すべきです。これによって、出題者が推してくれている唯一のヒントに気がつくことができます。
ただし、闇雲に過去問をテキストとして活用しても悲しいことに唯一のヒントに気づくことは難しいです。
唯一のヒントに気づくために中小企業診断士の過去問の解き方として、
- 論点別の過去問題集を選択肢
- 問題ごとではなく選択肢ごとに過去問を勉強
- 頻繁にでている分野や論点は確実に得点
の3つのマル秘テクを駆使することで、合格点を突破できる実力をみにつけることができます。
中小企業診断士試験では論点別の過去問を選択すべき
過去問は
- 年度別
- 論点別
のどちらかの形式で構成されていますが、必ず論点別の過去問で勉強するようにしましょう。
論点別の過去問を選択する理由
論点別に構成されている過去問での勉強によって、同じ論点を集中的に勉強できるため出題者がどのような内容を聞いてきているのかの理解が容易となります。
毎年同じような問題は出題されませんが、数年おきに同じような内容で出題されることは珍しくありません。
つまり、論点ごとに過年度分の過去問をとくことによって、出題者のヒントに察知する感度が高まります。
ポイント
- 論点別の過去問選択は出題者のヒントを見抜くための重要テクニック
中小企業診断士試験では問題ごとではなく選択肢ごとに過去問を勉強
論点別に問題とくことで、出題者のヒントを見抜きまくるぞ〜
過去問を勉強するときは問題ごとではなく選択肢ごとで必ず勉強すべきです。
あなたの使命は中小企業診断士の試験に合格することなはずです。そうであれば、過去問題に正解できたかどうかではなく、選択肢ごとに理解できていたのか、いなかったのかをしっかりと振り返りましょう。
問題レベルでみていくと、気づきにくいのですが、選択肢レベルで振り返りをしっかりと行うヒントが沢山あることに気づくはずです。
それは、若干言い回しが若干違うものの、ほとんど同じような文言の選択で別年度にて登場していることです。
ポイント
- 中小企業診断士の過去問勉強は結果ではなく過程が大事
- 選択肢ごとの振り返りを必ずやるべき
中小企業診断士試験では頻繁にでている分野や論点は確実に得点
中小企業診断士の試験と言えども、勉強時間には限りがあるので出題確率の高い分野や論点から優先順位をつけて勉強してくことが重要です。
出題確率の高い分野や論点を判別するためには、これまで過去問の統計を基準に判断しましょう。
ゴール(出題確率の高い分野や論点)を知ったうえで、逆算しながら勉強を開始できるかは最小の労力で合格できるかに直結します。
ポイント
- 頻繁にでている論点が明確にしてからテキスト、過去問の勉強を始めることでムダがなくなる
中小企業診断士の過去問からどこで40点捨てるか判断できるかがミソ
中小企業診断士の試験は100点をとらなくても、60点さえとれれば合格できる試験です。
逆を言えば、40点を捨てても合格できます。
そして、40点捨てられれば、5分の3の内容(基礎的知識)を徹底的に覚えればよいことになります。
この5分の3の内容(基礎的知識)が過去問で頻繁にでている分野や論点なのはもうお分かりのはずです。
不安だし、怖いけど...やるしかない!
まとめ
過去問を正しく使い、攻略することが中小企業診断士試験合格への最短距離となります。
重要なのは、
- 論点別の過去問題集を選択肢
- 問題ごとではなく選択肢ごとに過去問を勉強
- 頻繁にでている分野や論点は確実に得点
の3つのマル秘テクをしっかりと駆使して過去問を解いてくことです。
過去問中心の勉強法によって、中小企業診断士合格への階段を駆け上がりましょう。