過去問解答解説(一問一答)

【平成30年(2018年)経済学】中小企業診断士 過去問解答解説

中小企業診断士試験における過去問の使い方

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【平成30年(2018年)経済学・経済政策】中小企業診断士試験 過去問解答解説

H30年度 経済学・経済政策過去問

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以下の2つの図は、2000年以降の日本経済について、左図は賃金と労働生産性の推移、右図は労働分配率と営業利益の推移を示している。図中のa~dに該当するものの組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。ただし、a、b、cは2000年の水準を100とした指数である。

 

経済学過去問解説平成30年度第1問

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下図は、1995年度以降の日本の総需要のうち、消費支出、投資支出、政府支出の変化(対前年度変化率)の推移を示している。図中のa~cに該当するものの組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

経済学過去問解説平成30年度第1問

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景気動向指数には、コンポジット・インデックス(CI)とディフュージョン・インデックス(DI)がある。CIとDIによる景気判断に関する記述として、最も適切なものはどれか。

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経済学過去問解説平成30年度第4問経済を時系列で捉えるときには、名目値と実質値の区別が大切である。これらの関係を理解するために、次のような設例を考える。この設例では、商品Aと商品Bの2つがあり、それぞれの価格と生産量は下表のようになる。基準年を2015年とするとき、この設例に関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

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下記の財政に関わる支出の中で、GDPに含まれるものの組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

  • a 移転支出
  • b 公的資本形成
  • c 財政投融資
  • d 政府最終消費支出

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マクロ経済循環では貯蓄と投資の均衡が恒等的に成り立つことが知られており、これは「貯蓄投資バランス」と呼ばれている。貯蓄投資バランスに関する記述として、最も適切なものはどれか。

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下図は45度線図である。総需要はAD=C+I(ただし、ADは総需要、Cは消費、Iは投資)、消費はC=C0+cY(ただし、C0は基礎消費、cは限界消費性向、YはGDP)によって表されるものとする。

この図に基づいて、下記の設問に答えよ。

経済学過去問解説平成30年度第7問

(設問1)この図に関する記述として、最も適切なものはどれか。

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下図は45度線図である。総需要はAD=C+I(ただし、ADは総需要、Cは消費、Iは投資)、消費はC=C0+cY(ただし、C0は基礎消費、cは限界消費性向、YはGDP)によって表されるものとする。

この図に基づいて、下記の設問に答えよ。

経済学過去問解説平成30年度第7問

(設問2)均衡GDPの変化に関する記述として、最も適切なものはどれか。

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下図は総需要曲線(AD)と総供給曲線(AS)を描いている。この図に基づいて、下記の設問に答えよ。

経済学過去問解説平成30年度第8問

(設問1)総需要曲線(AD)と総供給曲線(AS)の傾きに関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。

  • a 物価の上昇に伴う実質貨幣供給の減少は、実質利子率の上昇による実質投資支出の減少を通じて総需要を縮小させる。ここから、ADは右下がりになる。
  • b 物価の上昇に伴う実質貨幣供給の増加は、実質利子率の低下による実質投資支出の減少を通じて総需要を縮小させる。ここから、ADは右下がりになる。
  • c 物価の上昇に伴う実質賃金率の低下は、労働需要の増加による生産量の増加を通じて総供給を拡大させる。ここから、ASは右上がりになる。
  • d 物価の上昇に伴う実質賃金率の上昇は、労働需要の縮小による生産量の増加を通じて総供給を拡大させる。ここから、ASは右上がりになる。

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下図は総需要曲線(AD)と総供給曲線(AS)を描いている。この図に基づいて、下記の設問に答えよ。

経済学過去問解説平成30年度第8問

(設問2)総需要や総供給の変化が実質GDPに及ぼす影響に関する記述として、最も適切なものはどれか。

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下図において、IS曲線は生産物市場の均衡、LM曲線は貨幣市場の均衡、BP曲線は国際収支の均衡を表す。この経済は小国経済であり、資本移動は完全に自由であるとする。

この図に基づいて、下記の設問に答えよ。

経済学過去問解説平成30年度第9問

(設問1)変動相場制の場合における政府支出増加の効果に関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。

  • a 為替レートは増価する。
  • b GDPは増加する。
  • c 純輸出の減少が生じる。
  • d 民間投資支出の減少が生じる。

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生産余剰について考える。いま、A~Eの5つの企業から構成される社会を想定する。下図では、それぞれの企業が、生産を継続するために最低限回収しなければならないと考える金額(生産物1単位当たり)が示されている。

この図に関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

 

経済学過去問解説平成30年度第9問

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下図は、一部の中古品のように、財そのものがマイナスの効用を消費者にもたらし、費用をかけて処理されなければならない場合を描いている。

この図に関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

経済学過去問解説平成30年度第11問

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下図でDAとDBは、それぞれ商品Aと商品Bの需要曲線である。このとき、商品Aと商品Bの需要の価格弾力性に関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。

経済学過去問解説平成30年度第12問

  • a 価格がP0から下がると、商品Aの需要の価格弾力性は大きくなる。
  • b 価格がP0から上がると、商品Bの需要の価格弾力性は大きくなる。
  • c 点Eでは、商品Aの需要の価格弾力性は商品Bの需要の価格弾力性よりも大きい。
  • d 点Eでは、商品Aの需要の価格弾力性は商品Bの需要の価格弾力性よりも小さい。

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下図は、独占企業が生産する財の需要曲線D、限界収入曲線MR、限界費用曲線MCを示している。この図に関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
経済学過去問解説平成30年度第13問

  • a 独占企業が利潤を最大にするとき、完全競争を想定した場合と比較して、消費者余剰は減少する。
  • b 独占企業が利潤を最大にするとき、完全競争を想定した場合と比較して、総余剰は増加する。
  • c 独占企業の利潤が最大になる生産量はQ1であり、そのとき価格はP1である。
  • d 独占企業の利潤が最大になる生産量はQ1であり、そのとき価格はP2である。

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下図は、労働市場の需要曲線と供給曲線を示している。Dは労働需要曲線、Sは労働供給曲線であり、均衡賃金率はW0である。労働市場における所得分配に関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

経済学過去問解説平成30年度第14問

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消費税の課税については、価格、取引量の変化や税収の金額に加えて、実際に税金を負担するのは誰かという問題も重要となる。下図では、供給の価格弾力性が無限大である場合を考える。ここで、生産物1単位当たりT円の課税を行うと、供給曲線S0は新しい供給曲線S1へとシフトする。また、需要曲線はDである。

この図に関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。

経済学過去問解説平成30年度第14問

  • a 消費税の課税により、市場価格はP0からP1に上昇し、取引量はQ0からQ1に減少する。
  • b 消費税の課税を行うと、消費者余剰は△AEP0から、△EFGの分だけ減少する。
  • c 消費税の課税を行うと、税負担の一部が生産者に転嫁される。
  • d 消費税の課税により、政府に入る税収は、□P1FGP0である。

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外部不経済について考える。いま、マンションの建設業者と周辺住民が、新しいマンションについて交渉を行う。ここでは、周辺住民が地域の環境資源の利用権を持っているとする。マンションの建設によって、地域環境の悪化という外部不経済が発生するので、マンションの建設業者は補償金を周辺住民に支払うことで問題を解決しようとする。

下図には、需要曲線、私的限界費用曲線、社会的限界費用曲線が描かれている。この図に関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

経済学過去問解説平成30年度第16問

19 / 24

下図には所得と財の需要量の関係を表すエンゲル曲線が描かれている。これらの図に関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

経済学過去問解説平成30年度第17問

20 / 24

生産においては、生産要素を効率的に投入することが重要である。下図では、等産出量曲線と等費用線を用いて、最適な生産要素の投入量を考える。

この図に基づいて、下記の設問に答えよ。

経済学過去問解説平成30年度第18問

(設問1)この図に関する記述として、最も適切なものはどれか。

21 / 24

生産においては、生産要素を効率的に投入することが重要である。下図では、等産出量曲線と等費用線を用いて、最適な生産要素の投入量を考える。

この図に基づいて、下記の設問に答えよ。

経済学過去問解説平成30年度第18問

(設問2)この図においては、点Eで生産要素の最適投入が実現している。点Eに関する記述として、最も適切なものはどれか。

22 / 24

下図は、生産と費用の関係を描いたものである。ここでは、ある生産要素の投入は変化するが、他の生産要素の投入は変化しない、つまり、少なくとも1つは固定的インプットが存在する短期の費用関数を考える。

この図に関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。

経済学過去問解説平成30年度第19問

  • a 原点0と点Bを結んだ線の傾きによって、平均費用が求まる。
  • b 総費用曲線を見ると、点Dから点Aまでは費用逓増型、点Aから右は費用逓減型となっている。
  • c 点Eでは、平均費用と限界費用が一致する。
  • d 平均費用が最小になる生産量より、平均可変費用が最小になる生産量の方が少ない。

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下図は、自由貿易地域の理論を描いたものである。自国が農産物の市場を開放し、貿易を行っている。A国から輸入される農産物の価格はPA、B国から輸入される農産物の価格はPBとする。

当初、自国は、価格の低いA国から農産物を輸入し、その農産物には関税がかかっていた。そのときの国内価格はPA’である。しかしながら、歴史的な背景から、自国はB国と自由貿易協定を締結した。その結果、B国からの農産物には関税がかからず、国内価格はPBになるが、域外のA国からの農産物には関税がかかる。

この図に関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

経済学過去問解説平成30年度第20問

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寡占市場においては、ライバル店の動きを見ながら、価格を設定することが重要である。下表では寡占市場における価格競争のゲームについて考える。A店とB店の戦略は、高価格と低価格であるとする。

両者が異なる価格を設定する場合、低価格にした店は、すべての顧客を得て20の利潤を得ることができるが、高価格を提示した店は顧客を得ることができず、利潤は0となる。また、両者が低価格にする場合は、この価格で得られる市場全体の利潤20を半分ずつシェアする。さらに両者が高価格にする場合は、市場全体の利潤は32となり、各店はそれぞれ16の利潤を得る。カッコ内の左側がA店の利潤、右側がB店の利潤を示す。

このゲームに関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

経済学過去問解説平成30年度第21問

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アール博士

中小企業診断士を最短合格で取得するための勉強法を日夜研究しているマッドサイエンティスト。年齢や学歴などは不詳の謎多き人物。最短合格を目指すための人体実験が大好物で、中小企業診断士の試験研究は20年以上の大ベテラン。

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