ただ、価格の安さを重視したいなら診断士ゼミナール(レボ)がおすすめなんだな。
クレアールの中小企業診断士通信講座は、テキスト・過去問ともに非常によくできています。
- 100点ではなく60点をいかに確実に確保するか
を徹底的に追求した試験対策の結果、非常に高い合格率も記録していることは紛れもない事実です。
しかし、誤字脱字が多かったり、受験者数がTACと比べると圧倒的に少ないというデメリットも存在します。
メリットとデメリットをしっかりと吟味したうえで、クレアールを受講するかどうかを決めましょう。
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クレアール中小企業診断士講座のテキストはメリットデメリットが2つずつ存在する
クレアール中小企業診断士通信講座のテキストには
- テキストがとても薄い
- 過去問対策が充実している
の2つのメリットと
- 誤字脱字が多い
- 受講生が大手通信学校と比べると圧倒的に少ない
の2つのデメリットが存在します。
ポイント
- クレアールだけでなくどの通信講座でもメリット・デメリットは存在
- 中小企業診断士の合格を目指すうえでは、メリットデメリットの特徴を知ったうえで、メリットが上回る通信講座の選択がとても重要
クレアール中小企業診断士講座は重要な論点だけに範囲を絞っておりテキストがとても薄い
だから、本当に必要な部分だけに絞ったテキスト作成されているんだな。
クレアールの中小企業診断士試験対策は
- 100点ではなく60点をいかに確実に確保するか
に焦点をあてています。
最大手通信学校のTACだと、出題範囲を絞るのではなく、むしろ過去問で掲載されている内容は全て網羅したテキスト構成となっています。
TACと比べて、クレアールのテキストボリュームは半分程度となっているので、時間があまりとれない社会人にとっては最適です。
ポイント
- クレアールのテキストはあらかじめ、出題確率の高い分野のみに絞られている
- つまり、自分で取捨選択するというムダな時間を省略できる
- 中小企業診断士試験合格には、出題確率の高い分野の論点順での勉強が鉄則
クレアールの通信講座は過去問対策が充実している
だけど、クレアールは業界内で唯一平成13年度から全ての過去問を収録した問題集を提供するほど、過去問対策に力を入れている通信講座なんだな。
クレアールの通信講座は
- 40点を捨てる勉強戦略
- 平成13年度から過去17年分を業界唯一で収録している
の2点から、他の通信講座と比べて過去問対策が充実していることは間違いありません。
40点を捨てる勉強戦略
先ほどもお伝えしましたが、クレアールの中小企業診断士試験対策は
- 100点ではなく60点をいかに確実に確保するか
に焦点をあてています。
これはテキストだけでなく過去問にも共通しています。
40点を捨てる戦略は言い換えれば、いかに出題確率が高い分野の問題を確実に正解できるようにするかです。
そのために、クレアールでは過去問を論点そして重要度(出題頻度)別の構成となっています。
論点別だと年度を超えて同じ分野の問題を比較しやすいので、過去問分析が圧倒的にやりやすいです。
ポイント
- 最大手予備校のTACは年度別の過去問なので、非常に勉強しにくい
- A~Cランクに問題難易度が振り分けられているが、受験生の正答率から割り出しているだけ
- そのため、クレアールと違って過去問研究につかえる数値ではない
平成13年度から過去18年分を業界唯一で収録
クレアールは過去問題集を過去18年分を業界唯一で収録しています。
クレアールが過去18年分収録する理由は、
- 8年や10年前に出た問題と似たような問題が出題される傾向が高い
ためです。
最大手のTACでは、過去5年分しか収録されていません。推測ですが、母集団の数が多い最大手のTACの過去問掲載年数を参考に、出題する問題を検討しています。
TACの過去問に掲載されていなければ、多くの受験生は解答できないと容易に考えられるからです。
受験校の予想問題ではなく出題者本人が出した過去の問題を参考に、試験問題を考えるのは当たり前ですよね。
クレアールの通信講座は誤字脱字が他の通信学校と比べると多い
実際のところはどうなんだろう...
クレアールは最大手のTACと比べると規模が小さい通信学校です。
そのせいもあってか誤字脱字がちょくちょく見受けられます。
クレアールの担当者の方に聞いた話ですが、文字校正のスタッフが2人しかおらず、校正を完璧にしようとすると相当な時間がかかってしまため、誤字脱字はある程度でてしまうのは覚悟でテキストを作成していると言っていました。
てにをはの打ち間違いや漢字の変換ミス程度なので、内容は問題なく理解できます。
誤字脱字が気になってイライラしてまうようであれば、クレアールの受講はやめておくべきです。
クレアールの中小企業診断士講座は大手通信講座と比べると受講生が圧倒的に少ない
その他には何があるんだろう...
クレアールの受講生は年度によって違いますが、100~300人程の受講生数です。
TACの模試受験者数が毎年3千人ほどだとかんがえる、約10分の1の規模となります。
自分の受験生の中で、どのレベルの立ち位置なのかを知りながら勉強したい場合は、クレアールの受講はやめておくべきです。
ポイント
- 中小企業診断士の試験は合格点(6割)をとれるかどうかだけ
- 受験生のなかでの相対的位置をはかるよりも、1問でも多く過去問分析をした方が合格確率は高まる
クレアール中小企業診断士講座の講師は1科目1講師専任制
その他に知っておくべきこととしては何があるんだろう...
通信講座名 |
クレアール |
||
テキスト作成者と収録講師の関係性 |
テキスト作成と収録講師は同じ(1科目1講師専任制) |
講師2人で全科目のテキスト・収録を担当 |
テキスト作成と収録の講師は別々 |
クレアールの中小企業診断士講座における講師は、中小企業診断士として独立されている方を講師を迎えています。
担当する科目がその講師の専門分野かどうかが、講師の選定の大きな基準となっています。
また、担当科目の講師がテキストの作成、収録講義を全てこなす1科目1講師をクレアールは徹底しています。
一方で、中小企業診断士の通信講座大手のTACなどだと、テキスト作成するため専属スタッフがおり、収録する講師とコミュニケーションがとれておらず、テキストと違った内容を説明したりすることがあり、受講生がどちらの方針で勉強すればよいのか混乱する事象が発生します。
だからこそ、クレアールでは1科目1講師によって資料の重複や講義の説明の矛盾をゼロにすることで、受講生に対しての混乱を防ぐ対策をとっています。
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中小企業診断士のクレアール通信講座統括者は古森講師
全講師を統括するチーフとなっているのが、一次試験の企業経営理論・運営管理、二次試験のマーケティングの科目を担当している古森講師です。
中小企業診断士の短期合格ノウハウがたくさん詰まっている非常識合格法を生み出した方としても有名です。
クレアールの一次試験対策の神髄は過去問の徹底攻略です。
実際、クレアールの受講生で短期合格者が毎年輩出されていることから、非常識合格法の有効性は非常に高いです。
この短期合格ノウハウ本を無料資料請求するだけで、タダで貰えてしまいます。
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クレアールの中小企業診断士通信講座の合格率
あくまで参考程度だけど、クレアールの合格率に関する数字を見つけたので早速見てみるんだな。
通信講座名 |
講座名 |
平成28年度 |
平成27年度 |
クレアール |
1次2次ストレート合格コース通信 |
16.2% |
13.2% |
1次・2次合格ストレート本科生通信 |
未掲載 |
10.3% |
引用:教育訓練給付金制度 検索システム
教育訓練給付金制度のコース限定となるので、必ずしも通信学校全体の合格率とは言えませんが、参考にできる数字です。
ポイント
- TACと比較するとクレアールの方が合格率が高く、試験合格率4%の約4倍は非常に高い実績
- 高い実績を生み出している要因は、100点ではなく60点をいかに確実に確保するかに徹底した受験ノウハウ
クレアール中小企業診断士講座の評判・口コミ
フォローしてる/してもらってる中小企業診断士目指してる同志にクレアールで勉強してる人多い気がするんやけど、、、結構良かったりするんかな( ̄▽ ̄)
そーゆーのにすればよかったかなって後悔してきた。。。— ひろけん@中小企業診断士勉強中 (@hir0ken1026) 2018年6月15日
クレアール中小企業診断士講座の合格者の声
藤田 佳彦 さん:クレアールの学習方法を信じたからこその結果
10年前にもトライし一旦は諦めましたが、今回再チャレンジし、1年での合格を勝ち取ることができました。成功要因は、クレアールの学習方法と教材を信じ取り組んだ結果だと思います。
教育機関の選定では、通学型/通信教育のどちらを選択するか、講師・教材の質の2つがポイントとなります。
通学型/通信教育のどちらを選択するか
好み・環境等で判断は異なると思いますが、10年前に大手の通学型の教育機関に通った経験では、通学型の場合、各教科に複数の講師がおり、講師の質にバラツキがあると感じました。通信教育の場合は、厳選された講師が登壇し、信頼して受講できるという理由で今回は通信教育を選択しました。
講師・教材の質
講師に受からせよう、という意欲があるか、つまり受かるために必要な情報をアウトプットするか、教材については、学習範囲が広いなかで、いかに必要最低限な情報に整理されているかがポイントだと思います。
上記2点につきましては、クレアールの「効率よく学習し、短期間で合格する」のコンセプトのもと、非常に満足できるものでした。
1次試験への取り組み
1次試験への取り組みは、学習期間が非常に短かったため、確実な理解が必要な財務・会計と経済学を中心に学習し、記憶量の多い経営法務・経営情報システム・中小企業経営政策は直前にまわしました。また、企業経営理論・運営管理は前回の知識が多少残っていましたので、講義を聞く程度としました。
合格に必要なポイントが整理されていたため、合格のためにこれだけ押さえておこうと集中した勉強ができました。
2次試験への取り組み
2次試験への取り組みで、最も印象的で役に立った言葉が2つあります。「2次試験も正解は1つ」、「全問、この会社はどうすべきか/どうなるべきかを常に意識する」。この言葉によって、試験問題は、どうコンサルするかという流れで作成されていることが腹落ちしました。結果、細かなテクニックに頼ることなく、正解に近い解答が作成できるようになったと思います。
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まとめ
クレアールの中小企業診断士通信講座は、テキスト・過去問ともに非常によくできています。
非常に高い合格率も記録していることが何よりもの証拠ですが、誤字脱字が多かったり、受験者数がTACと比べると圧倒的に少ないというデメリットも存在します。
メリットとデメリットをしっかりと吟味したうえで、クレアールを受講するかどうかを決めましょう。
ただ、受講するしないどちらにしても、過去問の徹底研究するためのノウハウが詰まっている本「非常識合格法」は読んでおくべきです。
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