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多くの合格者も同じ順番で勉強している鉄板パターンなんだな。
中小企業診断士の一次試験は7科目と多岐にわたります。
沢山の科目があるからこそ、行き当たりばったりではなく
- 二次試験との関連性、理解重視の科目、暗記重視の科目
の3つに分類して、戦略的に勉強すべき科目の順番決定こそが効率的に理解や暗記を深めることにつながります。
さらに、勉強すべき科目の順番以外に抑えておくべき3つのポイントをあわせて知っておくと合格確率を格段に高まります。
独学で効率良く中小企業診断士を勉強する科目の順番は決まっている
どういう順番で勉強を進めると効率がいいんだろう...
効率よく学習できる科目の順番のポイントは、二次試験との関連性、理解重視or暗記重視かで判断すべきなんだな。
中小企業診断士の一次試験は7科目と多岐にわたるため、勉強すべき科目の順番は戦略的に進めた方が合格までのキョリは圧倒的に短くなります。
勉強すべき科目の順番は
- 企業経営理論
- 財務・会計
- 運営管理
- 経済学・経済政策
- 経営情報システム
- 経営法務
- 中小企業経営・政策
となります。
ポイント
- 二次試験と関連性の高い科目の優先度を高く
- 理解重視の科目を前半、暗記重視の科目は後半に
独学で勉強すべき順番の最優先は企業経営理論・財務会計・運営管理の3科目
最終目標は二次試験合格と考えると、たしかに...
具体的には、企業経営理論、財務会計、運営管理の3つの科目が該当するんだな。
中小企業診断士の二次試験に関連する科目である
- 企業経営理論
- 財務会計
- 運営管理
は最優先で勉強すべき科目です。
一次試験ではなく、二次試験まで先を見据えた学習が重要です。
勉強すべき順番
- 企業経営理論は中小企業診断士の根幹となるため、一番初めに勉強すべき科目
- 財務会計は二次試験では唯一正解が明確であり、得意科目できると有利となるため、二番目に勉強すべき
- 残った運営管理を3科目の中では最後に勉強するのが一番効率がよい
次に勉強すべき順番は理解重視科目の経済学経済政策
自分の中で興味がありそうなもの順に勉強していこうかな…
二次試験に関連する科目の次は、理解重視の経済学・経済政策を勉強すべきなんだな。
二次試験に関連する科目が学習できたら、次にとりかかるべきは
- 経済学・経済政策
です。
理由は、経済学・経済政策、経営情報システム、経営法務、中小企業経営・政策の4科目のなかで、経済学・経済政策だけが唯一、理解重視の科目だからです。
ポイント
- グラフ(IS-LMグラフなど)や結論となる数字(関税貿易など)の導出過程を理解できないと経済学・経済政策では思うように得点がとれない
- そして、腹落ちするまでには多少時間がかかるため、勉強する順番としては暗記重視の科目よりも先にすべき
-
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最後に独学で勉強すべき順番は暗記重視の経営情報システム・経営法務・中小企業経営・中小企業政策の3科目
暗記3科目のなかでの順番は、暗記要素の高さで考えるべきなんだな。
理解重視科目の経済学・経済政策の順番で勉強を進めたら、残すは暗記重視の経営情報システム、経営法務、中小企業経営・政策の3科目です。
暗記3科目における勉強の順番は
- 暗記要素が低いもの
を優先するのが最適です。
経営情報システム |
経営法務 |
中小企業経営・政策 |
|
暗記要素 |
低 |
中 |
高 |
優先順位 |
1 |
2 |
3 |
これまでの考え方と同じで、暗記する要素が多い科目であればあるほど、試験までの日にちが近い方が暗記した内容を忘れずらくなります。
また、理解重視の科目は内容を腹落ちするまでに時間がかかるため、暗記要素が低いものから順番に勉強をしていくのが効率的です。
勉強すべき順番
- 経営情報システムは、SQL文や暗号化方式など暗記もさることながらしっかりと理解していないと得点できない問題も多いため、暗記3科目の中では一番初めに勉強すべき
- 経営法務は、ほぼ暗記科目であはあるものの、本当に理解できているかどうかを試す長文問題(事例問題)も出題されるため、中小企業経営・政策と比較すると暗記要素は低い
- 中小企業経営・政策は、完全なる暗記科目となるため、一番最後に学習すべき
独学での合格確率を高めたいなら勉強すべき科目の順番以外で抑えるべき3つのポイント
早速、勉強をはじめていかなきゃ...
あとは、勉強始める前に3つのポイントを抑えておくと格段に合格確率があるから、ぜひ知っておくべきなんだな。
3つのポイント
- 復習は皿回し作戦をとるべし
- テキストを読むよりも過去問を解くなど演習量が得点力につながる
- 二次試験は一次試験と同時並行で勉強すべきか
皿回し作戦で復習するのが重要
だから、記憶に刻むためにも学習が終わった科目は1日5分でも復習するのが重要なんだな。
中小企業診断士の一次試験は科目数が多いため、初めて学ぶ受験生には覚えることがとても沢山あって大変です。
時間をかけながら1科目ずつ集中して勉強できるのであれば問題ありませんが、効率的に試験合格することが重要となるため、頭に記憶させるには勉強した科目にいかに毎日触れられるかがポイントとなります。
その解決策が
ポイント
- 理解を深めたり、暗記するには皿回しのように、1論点だけや過去問2、3問など少量でいいので、学習した科目は毎日触れ続けること
二次試験は一次試験と同時並行で勉強すべきか
7科目もあるからそんな余裕はない気がする...
ポイント
- 一次試験に合格しないと始まらないので、時間に余裕がないなら一次試験の勉強に全力投球すべき
- その場合でも、二次試験はどのような問題なのかは必ず知っておくべき
- 多少でも時間があるなら、事例4の計算問題を並行して解くと計算力がアップする
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テキストを読むよりも過去問を解くなど演習量が得点力につながる
過去問はテキストがある程度完璧になってから、実力試しとして活用しよう...
中小企業診断士試験はテキストに書かれている内容を丸暗記すれば問題が解けるようになっているわけではありません。
あくまでテキスの内容を理解した前提の上で、出題する問題の角度を変えたり、ひねったりして受験生を惑わしてきます。
だからこそ、実際に問われる出題レベルを知った上で、学習できているかで大きな実力の差が生まれます。
そのためにも、過去問など演習量をこなしながら苦手分野を潰していく実践的な学習が中小企業診断士の試験には必要です。
ポイント
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